単純にカブトムシと訳していました。
虫にまったく興味のない私としては カブトムシしか思いつかない。
Beetle イコール カブトムシ
あの太くて強そうな角を持った大きな虫
それか クワガタ
クワガタを Stag beetle というのは知っていました。
ところが
beetleとは甲虫のことなのですね。
じゃあ 甲虫ってナンだ?
名前からして堅そうな虫です。
いろいろ調べてみると
ゾウムシ、ハンミョウ、オサムシ、コガネムシ、玉虫、コメツキムシ
へぇ~~~
カミキリムシも
なんと ホタルも甲虫だったのですね!!
それぞれの名前はあるにせよ
それらの総称が甲虫とは。ま~~~~~ったく 知りませんでした。
何せ虫が苦手だったのです。
虫は苦手でも なぜか種類はいっぱい知っていました。
それは 私にとっては餡子や和菓子は苦手でも
和菓子の種類はいっぱい知っているのと同じです。
が、 ある虫スキの先生と知り合いになり、
いろいろお話を伺ったり、一緒に標本を眺めているうちに
その辺にいる虫達をまじまじと眺めるようになりました。
そして
意外にも 可愛いと思うようになりました。
そういえば
今住んでいるところには クワガタがいっぱいいます。
玄関周りにもよくクワガタがいて、
「踏むところだったよ。
こんなところにいてはだめよ。」と虫に声をかけつつ傍の木に連れていってます。
先日も 駅前のスーパーを出たら黒いものがうごめいていて、
最初 ミスターG(ゴキ。。これは絶対に嫌いです)に見えたのですが
よく見たら小さめのクワガタさん。
ひっくり返ったまま元に戻れず ジタバタしていたのでした。
スーパーの前は人通りも多いので踏まれてしまっては可哀そうです。
やっぱりそばの木に乗せました。
そういえば 鎌倉の建長寺に虫塚というのがあるそうです。
塚の設計は隈研吾さん。
毎年6月4日のムシの日に 養老孟司先生を中心に虫供養が行われるそうです。
養老先生と言えば虫好きで有名ですね。
先生は甲虫の中でも ゾウムシがお好きとか。
ゾウムシはドングリにいる種類と お米から出てくるコクゾウムシと呼ばれるものくらいしか知りませんが
相当種類がいるそうです。
お米を洗おうと思ったら水に浮いてきたコクゾウムシや その幼虫を見てクラクラとめまいがした若き日々
今はお米から そんな虫が出てくることはありませんが、
あれもまた甲虫
beetleだったのです。
ちなみに ゾウムシは英語では weevilというのだそうです。