「 箱の中に、1から7までの数字が書かれたカードが1枚ずつ入っています。この箱の中からカードを1枚ずつ順に取り出し、取り出したカードに書かれた数の和が3の倍数になったときに終了することにします。もし1枚目の数が3の倍数ならば、そこで終了です。ただし、取り出したカードは元に戻さないものとします。
(1)2枚取り出して終了するようなカードの取り出し方は何通りありますか。
(2)3枚取り出して終了するようなカードの取り出し方は何通りありますか。」 2023
(1)
①(1、2)、②(1,5)、③(2、4)、④(2、7)、⑤(4、5)、⑥(5、7)で、6通り。たとえば、(2、1)など、順番が逆でもよいので、合計12通り(答え)
(2)
まず、1を含んだ組み合わせで検討してみよう。
(1、2、3)の組み合わせでは、6通りだが、3が最初ではいけなく、1と2の組み合わせが最初にきてもいけないので、(1、3、2)と(2、3、1)の2通り。
(1、2、6)の組み合わせでは、2通り(162、261)。
(1、3、5)の組み合わせでは、2通り(135、531)。
(1、4、7)の組み合わせでは、6通り。
(1、5、6)の組み合わせでは、2通り(165、561)。
次に、1以外での組み合わせを検討してみよう。
(2、3、4)の組み合わせでは、2通り(234、432)。
(2、3、7)の組み合わせでは、2通り(237、732)。
(2、4、6)の組み合わせでは、2通り(264、462)。
(2、6、7)の組み合わせでは、2通り(267、762)。
(3、4、5)の組み合わせでは、2通り(435、534)。
(3、5、7)の組あ合わせでは、2通り(537、735)。
(4、5、6)の組み合わせでは、2通り(465、564)。
(5、6、7)の組み合わせでは、2通り(567、765)。
以上、合わせて30通り(答え)
まぁ、模範解答ではないけどね。3で割った余りでのグループ分けという方法も見かけた。
たとえば、2を3でわると、あまり2でしょう。これにあまりが1になる数をたせば3で割り切れるってやつな。確かに、(2、4)で3の倍数だ。
0Gループ (3、6)
1Gループ (1、4、7)
2Gループ (2、5)
(1)1G(3つ)かける2G(2つ)で6通り。順番が逆でもよいから合計12通りな。
なるほど。おぼえとけよ。
(2)12通りの、間かおしりに3か6で、24通り。1Gだけでも可能で、6通り。合わせて30通りか。なるほど、ええアイデアやな。マイッタ。