今日は諏訪大社下社の御柱祭、里曳き2日目。
上諏訪の友人が担当している秋宮一の御柱は、春宮付近から秋宮境内まで曳行される予定だ。
電車で下諏訪駅に着くと、御柱祭の顔出しパネルがお出迎え。
駅を出ると、出入り口にも御柱が建っている。
駅から国道20号に出る。
ここを御柱が通過するはずだ。
しかし、氏子に配布されるリストバンドをしていない人は、御柱の曳行に参加できないらしい。
6年前の御柱の時は誰でも飛び入り参加出来たんだが、今回はコロナ感染防止の為、致し方ない処か。
国道20号を春宮方向へ。
この辺には共同浴場がいくつかある。
矢木温泉もその一つ。
春宮大門の交差点に着くと、既に一の柱がすぐそこまで来ているようだ。
ここから先は通行規制で進めない。
友人は引き綱の先の方で係をやっていたが、ここからでは声をかけるわけにもいかないな。
木遣りを歌うおっちゃん。
この歌を合図にして、曳き手が一斉に綱を引く。
一の柱の御幣が見えてきた。
大鳥居をくぐって、秋宮一の御柱が勢いよく登場。
辺りの熱気が一気に高まる。
車輪もコロも使わずに人の力だけで大木を曳く。
1200年以上続くという極めて原始的な祭り。
中でも上社の様な「めどでこ」という飾りなどが付いていない下社の御柱は、最もシンプルかつ原初に近い姿だろう。
掛け声とともに国道を渡る。
御柱の周りでは、梃子衆が木が転がらない様に制御する。
御柱の前に付いているのが元綱、後ろに付いているのが追掛綱。
前の綱は長く、大人数で御柱を牽引する。
後ろの綱は、御柱の向きを変えたりする重要な役割だ。
無事国道を渡り終えた。
国道を渡り終えたら、次の角を鋭角的に曲がり旧中山道に入る。
左120度位の鋭角ターンを行い、比較的スムーズに旧中山道に入って行った。
旧道は狭いので、国道を秋宮方面に戻る。
振り返って撮影。
右が国道20号、左が旧中山道で、この撮影位置辺りで合流して秋宮へ向かう。
秋宮方面。
この先の坂を上った所が秋宮。
秋宮方面へ向かい、参道の途中にある門前ひろばへ。
生ビールで休憩。
美味い。
坂を上り秋宮へ。
参道を左折すると、中山道和田峠方面。
突き当りが諏訪大社秋宮。
しかしここも、リストバンド着用者以外は入場できないようだ。
まあ御柱がもっと近づくまでは入ってもよさそうな気もするが、一応遠慮しておこう。
下諏訪駅方面へ引き返す。
昼近くなったので、休憩中の友人と合流すべく、旧道方面へ。
秋宮一の御柱。
近くで見ると巨大だな。
友人と合流。
友人の友人というおばちゃんから、牛乳パンや稲荷ずしなどを頂いたので、ありがたく食べる。
友人は当然昨日から里曳きをやっているが、春宮脇の斜面で木落としをやったりして20時過ぎに帰宅、今朝は5時集合だったそうだ。
かなり疲れた様子だったが、後1日半、明日の建御柱が終わるまでは気が抜けないそうだ。
まあ大変だが、頑張ってくれ。
昼休み終了時間になったので、友人と別れて下諏訪駅方面へ戻る。
後ろから見た一の御柱。
長い。
一の柱が下諏訪駅前の交差点を通過するところまで見送り、帰宅することにする。
下諏訪駅舎内では、御柱際のライブビューイングをやっていた。
そういえば長持ちや花笠踊りなどが見られなかったが、御柱の前ではなく、下諏訪駅前の広場でやっていたようだ。
今回は色々制約があって参加できなかったが、諏訪大社の後は周辺の神社でも順次御柱祭が行われる。
何処かのには参加できると良いなあ。