Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

透明感のある歌

2004年12月03日 23時54分30秒 | 1.心の叫び
溜池の牛丼屋さん「すき屋」で並汁ダクを食べていた。
店内に流れている有線だと思うのだが
おもむろに口笛が聞こえた。

「あれっ?」

顔を上げ、店内を見渡す。
店員も他の客も、同様に作業や箸をとめていた。
そして、透明感のある声が流れてきた。

「有線か」

どんぶりに視線を戻すサラリーマン達。
ただ、私だけ、箸を止めたままその歌に引き込まれていった。
素早く歌詞を書き留めた。
今流行りの歌など良く判らない。
ましてやその歌手など皆目検討がつかない。

ただ、透明感のある歌声が心に響いて来た。

歌詞はこんな感じだった。



あなたの左を歩いたこと
慣れ過ぎたね
一つ重ねた手の掌に
愛を感じていた
二人の記念日
作り過ぎて思い出すよ
無くした時気づくことが
あまりにも多過ぎる

さよならを告げられたあの日に
何もかも消えてしまったの
偶然とか運命とか
見間違っていたの?
カレンダーにつけたままのマルと
約束が叶えられぬまま
胸を痛く締めつけるよ
たった一人きり 

一人の時間を過ごすことは上手くないよ
今も思い出す
あなたの優しい笑顔だとか

クリスマスあなたから貰った
金色の小さなリングと
刻まれてた二つの文字
約束のしるし

大空に浮かべた雲
流れ行く時間よ


さよならとありがとうの気持ちを
永遠の心にしまった
やがて浴びる朝の光
涙消してくれる?
海に落ちて行く粉雪達よ
切ないね
悲し過ぎるから
消えていった私の恋
帰れない場所へ

いつまでも心にある
たった一つの場所



これ、歌ってるの誰だろうね??
ピュアな歌だね。


ピュアといえば。
夕方、外出先の新橋から溜池へ歩いて戻る時、途中の虎ノ門書房で本を買った。
『電車男』
話題というよりも、本の最後の方をざっと読んで、引き込まれたから。
一晩で一気に読んだ。

へぇ、ピュアだね。

本当かね。
リアルタイムに毒男板に書き込んでいた知り合いから聞いていたし、本当なんだろうけど、まるで昔の「一杯のかけそば」を読んだ時のように、『物語』の話しだよねと無理に理解しようとした。

だけど、たかが2chの情けない「板」のログを読んで、目頭が熱くなるとは思わなかった(笑)。
電車男がコクった場面のカキコ。
告白の言葉に詰まる電車男。
エルメスが両手を取って「頑張って」と励ますところ。
涙でぐちゃぐちゃになる電車男。

なんだよこれ、分け判んないけど、俺、激感動してんじゃん。
バリバリに貰い泣きしてんじゃん(爆)。
最終スレッドで毒男、毒女達が電車男を向こうの世界に送り出すところなど、本当に超感動した。

なんとも説明できない仲間意識、連帯感がありながら
別れを覚悟し、最愛の友を送り出すこの感覚。

ちょっと古いけど、大林宣彦の映画「転校生(おれがあいつであいつがおれで)」のラストシーン。
一美と一夫が「さよなら、俺」「さよなら、私」と別れを告げる場面や
NHKの青春ドラマ「タイムトラベラー(時をかける少女)」の最後に、ケン・ソゴルが愛する芳山和子の記憶を消して未来へ帰るシーンに共通するものがある。
どちらも、何ともいえない離れがたさと未来への旅立ちに感動した。


この本の当事者達は、この2ヶ月間で人生変わったんじゃないだろうか。
ホント、そう思う。
恐るべし、『電車男』
騙されたと思って、読んで見るべし。


おかげで寝不足だ(爆)。


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文ちゃん

2004年12月03日 23時00分01秒 | 1.心の叫び
桂木文ファンクラブナンバー17番。
六本木のオーエンタープライズ事務所に入り浸り
誕生日には、彼女の大好きなモンチッチを大量に贈る。

それは・・・私です(ボソッ)。

10代半ば。
代々木公園の奥で親衛隊の掛け声練習やってたね。



♪『短篇小説』

ささやかな嘘が
あなたから滲む
季節の替り目に
ふとこぼれたのですね

思い出の中は
あたたかいですか?
私はその人に
よく似ているのですか

短篇小説の始まりの様に
ガラス細工の言葉で
明日という文字を
あなたの背中に
いつも綴っていたのに


モザイクみたいに
継ぎだらけの愛
思い上がりですか
幸福と名付けるには

閉じて下さい
出来ることなら
心の古地図と
想い出の中の人

短篇小説のお終いの様に
ふいに突き落とさないで
お願いあなたを
思い出の人に
どうぞしないで下さい

どうぞしないで下さい



この歌に掛け声をつけると・・・。


ささやかな嘘が(あ~やちゃ~ん)
あなたから滲む(あ~やちゃ~ん)
季節の替り目に
ふとこぼれたのですね
(L・O・V・E We love あ~やちゃん)

思い出の中は(あ~やちゃ~ん)
あたたかいですか?(あ~やちゃ~ん)
私はその人に
よく似ているのですか
(L・O・V・E Lovely あ~やちゃん)

短篇小説の(あ~やちゃ~ん)
始まりの様に(あ~やちゃ~ん)
ガラス細工の言葉で
(L・O・V・E We love あ~やちゃ~ん)

明日という文字を(あ~やちゃ~ん)
あなたの背中に(あ~やちゃ~ん)
いつも綴っていたのに
(L・O・V・E Lovely あ~やちゃ~ん)


ふと、『AYAちゃ~ん』が『フ~リエ』になっただけで
今も変わらないことに気付く。


30年間進歩なしか? (爆)
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