Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

とびっきりの笑顔とメール

2006年04月22日 23時04分29秒 | 1.心の叫び
地元でひとりで飲もうと店を物色。
遅い時間だし、開いてる店はあまりない。
それでも1時までやっている店を見つけて腰を落ち着ける。

散々、銀座で飲んで帰ってきた。
ゆっくりと少しだけ、今度は落ち着いて飲みたい。
外国産のビールと安いつまみを頼んだ。
一口飲んだ。
「そういえばこれ、弁天が飲んでたビールだ。」
確かに美味い。

ひと口だけ飲んで
新しく購入したiPod、3代目の奴で椎名林檎のクリップを見る。
動画が綺麗だ。
これ、気に入った。
60GB
ちょっと好きかも。(笑)

だいたい飲める時間に帰ってくることはない。
ほぼ毎日のようにタクシーで会社と自宅が直結。
しかも最近は別の懸案で子供の世話もしなければならない。
本当にゆっくりと飲むことは珍しい。

この日は時間の流れを感じない。
とても緩やかに流れているのだろう。


ビールに3口目をつけた頃だろうか。
「あっ」
あいつが来た。
直ぐに判った。
弁天様だ。
珍しくスカートをはいている。
パンツ姿じゃない弁天を初めてみた。

あいつの一人の時間を邪魔しちゃ悪い。

気付かぬ振りをしてiPodに見入っていた。
弁天も最初から気付いていたのだろう。
最初、カウンターに座り
そして振り向くと、こちらの席に来た。

「どうしたんですか?」
「そっちこそ、こんな時間からかい?」

時計は23時半をとっくに過ぎている。

「お腹が空いちゃいまして(笑)」

お前はお腹が空くとお酒で埋めるのか。(爆)
本当に、よほどお酒が好きなんだな。
大学院出立ての女の子が
夜遅く
地元のお店に
一人で現れて
空きっ腹を
お酒で満たす。

ごめん
多分失礼なくらいに笑った。
だっておかしいよ。弁天。

いつものビールを頼んで
「あ、同じですね」
「これ、美味しいですよね」
そういって口元へグラスを運ぶ。

俺はつい、弁天の顔を見つめる。

「ほら、ねっ」
「えっ?」

ひと口飲んだ弁天の表情が一瞬で明るくなる。
この変化が何ともいえない。
「幸せって顔するよね」
「飛びっきりの笑顔」

この顔が見れたのはラッキーだった。
偶然に感謝。

お酒のことや
あやしい居酒屋
仕事
お互いの専攻
これからの方向性
独立
サッカー

取りとめもない話しをして
いつの間にか3時をまわってしまった。

普通、俺はひとによく言われる。
酔っ払っているところ全然見ませんね。
強いですよねって。
確かに、殆ど顔に出たことはない。
しかし
弁天と飲む時は、なぜか俺の記憶が飛ぶ。(爆)

「全然、憶えてないんですね。」
「かなりいじめられた気もしますけど(笑)」

厳しいことを?
俺が?(汗)
いや、憶えてないこともない。
でも、忘れた方がいいこともある。

夜が明けちゃまずい。
というよりも1時までの店なのにこんなに長居しては迷惑だよね。
切り上げて外に出た。
弁天は確かお腹が空いていたはずなのに
本当にお酒だけで満たしてしまった。
満足そうだった。

少し歩こう。
店の近くに公園があってブランコがあるから。
広い公園をゆっくりと歩きながら
まだ肌寒い空気を吸った。

この後、記憶が跳ぶ。(笑)
部屋まで送って
家に着いて
翌日の前橋遠征の準備の途中で
再び記憶が跳ぶ。(泣)

短時間の仮眠で起きたとき
異状に見舞われた。
激しい頭痛。
これ、二日酔いだよな。
こんな状態になるなんて珍しい。

弁天、恐るべし。
いつか狸小路で
弁天、お前を潰してやる。(笑)



最近はある事情で全く自由な時間がない。
激しい頭痛を押しながら
無理やり身体を動かし
義務を果たして行く。
そして時間に追われながら前橋へ向かう。



朝の新幹線の中でK殿からメールが届く。

先日、この子に助けられた。
この子が差し伸べてくれた手に
かっこ悪く
情けなく
すがりついた。

今はなるべく迷惑を掛けないように気を使っている。
だけど、本当にK殿には救われる。

いつの間にか・・・。
これじゃ立場が逆じゃんね。

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