猫を抱いた。
真っ白い猫だった。
長い尻尾をしならせて、感情を表現しているようだった。
「私を拾ってよ」
擦り寄り、まとわり、尻尾を絡めて来る(笑)。
また、その仕草が可愛い。
猫は人に懐くものではなく、家に居つくものだろ。
なぜ、俺に懐く?
俺には何もして上げられないぞ。
あまりにまとわり付くので抱いてみた。
意外と重たい。
飼うか?
しかし、10年以上飼っていた三毛猫を亡くしたばかり。
「ごめんな、今は飼えないよ」
そう告げると、猫はきびすを反し、次の歩行者へ向かった。
「お前、現金なやつ」
しかも、女性の歩行者は無視。
「お前、実は大物だろ」
そうやって世間の荒波を渡って来たんだな。
それはそれで立派だよ、お前。
たまプラーザの露地裏、美味いもの横丁の奥に真っ白い牝猫がいる。
牝猫をかまっていた時、突然声を掛けられた。
見覚えのある女性だった。
「えっ、あれ?」
うちの女性社員じゃん。
事業部や事務所は違うが、何度か話したことのある子だった。
話を聞くと、我が社の女性社員寮がその路地にあるらしい。
その子が指差す寮は、ほんの数メートル先だった(汗)。
薄暗い路地裏、自社の女子寮の前でしゃがみ込み、独り言を話す俺。
猫は抱え込んでいるので他人からは見えない。
「げっ、俺、思いっきり不審者じゃん」
しどろもどろになりながら、
「い、いや、猫が・・・」
言い訳をすればするほど、不審度UP(爆)。
だけどね、駅前の繁華街の並びに女性社員寮を作る我が社もどうかと思うぜ。
だって、そこの通行人、滅多に他人は通らないけど、飲んで吐いてるオッサンばっかりじゃん。
たまプラーザの駅前でバスを待ったが、終バスまで暫らく来ないようだ。
仕方ない、タクシーを使うほどの距離じゃない。
少し遠いが、歩いて帰ることにした。
牝猫のせいだ(笑)。
真っ白い猫だった。
長い尻尾をしならせて、感情を表現しているようだった。
「私を拾ってよ」
擦り寄り、まとわり、尻尾を絡めて来る(笑)。
また、その仕草が可愛い。
猫は人に懐くものではなく、家に居つくものだろ。
なぜ、俺に懐く?
俺には何もして上げられないぞ。
あまりにまとわり付くので抱いてみた。
意外と重たい。
飼うか?
しかし、10年以上飼っていた三毛猫を亡くしたばかり。
「ごめんな、今は飼えないよ」
そう告げると、猫はきびすを反し、次の歩行者へ向かった。
「お前、現金なやつ」
しかも、女性の歩行者は無視。
「お前、実は大物だろ」
そうやって世間の荒波を渡って来たんだな。
それはそれで立派だよ、お前。
たまプラーザの露地裏、美味いもの横丁の奥に真っ白い牝猫がいる。
牝猫をかまっていた時、突然声を掛けられた。
見覚えのある女性だった。
「えっ、あれ?」
うちの女性社員じゃん。
事業部や事務所は違うが、何度か話したことのある子だった。
話を聞くと、我が社の女性社員寮がその路地にあるらしい。
その子が指差す寮は、ほんの数メートル先だった(汗)。
薄暗い路地裏、自社の女子寮の前でしゃがみ込み、独り言を話す俺。
猫は抱え込んでいるので他人からは見えない。
「げっ、俺、思いっきり不審者じゃん」
しどろもどろになりながら、
「い、いや、猫が・・・」
言い訳をすればするほど、不審度UP(爆)。
だけどね、駅前の繁華街の並びに女性社員寮を作る我が社もどうかと思うぜ。
だって、そこの通行人、滅多に他人は通らないけど、飲んで吐いてるオッサンばっかりじゃん。
たまプラーザの駅前でバスを待ったが、終バスまで暫らく来ないようだ。
仕方ない、タクシーを使うほどの距離じゃない。
少し遠いが、歩いて帰ることにした。
牝猫のせいだ(笑)。