忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「大切な宝物」山口采希~「教育勅語」を曲に~

2012年10月18日 | 過去記事



職場が慢性的な人手不足。新人職員が続かないのに、ぽつぽつと中堅職員が職場を去るからだ。現場は不平不満が蔓延。誰かが連休をとれば「どこでなにやってるのか」と詮索される。穏やかな上司も私を見つけて愚痴る。「上が馬鹿ばっかり」「現場を知らないのに」とか、かなりの勢いで怒っていた。

私は涼しい顔で連休を申請。「無理なら結構ですが」と前置きしてから「伊勢に行くんです。牡蠣が美味しい季節ですね」と告げる。周囲は呆気に取られるが、私には関係ないし興味もない。それより紅葉を観たり、美味いもん喰ったりしたい。旅行大好きなのである。

上司と二人になると真面目な顔で問われる。どうしたらいいと思いますか?

私はひとこと。無理です――――あきらめてください。

ンな、簡単に「組織改革」とか「意識改革」など出来ない。できるなら民主党がこんなに腐っていない。3年半ほどが過ぎて、ますます腐臭を放っているのがその証左だ。これを「できるのだ」と自信満々、辣腕のリーダーはすぐに「スクラップ&ビルド」とかで壊すが、そのあとの「ビルド」ができなくて放ってしまうこともある。

皮肉交じりにからかわれる。「ちよたろさんは、ホント、悩みがない感じですね」とか言われる。冗談じゃない、と驚いてみせる。私だって悩んでいる、良い機会だ、あんた、私の上司として相談に乗ってくださいよ、と泣きついてから「パレスチナ問題」を言ったら、もう結構です、となぜだか若干のキレ気味で去って行った。本当なのに。

ま、私などが偉そうに言わなくても、組織というモノは何もしなければ腐敗する。システムは摩耗するし、ルールは形骸化するし、こればっかりはどうしようもない。車でも長く乗っていればガタがくる。それでも乗るなら部品を交換したり、エンジンやタイヤを換えたり、車検に出したりする。つまり、組織も同じく、たまには見直したり確認したり、新しいモノを取り入れたり、古いモノを再投入したりせねば制度疲労を起こして機能が止まる。要するにそれだけのことなのだが、走りながら車のタイヤの交換ができないように、流動性のある「生きた組織」を弄るのは簡単でもない。

時の内閣が窮地に陥れば、なんとなく「内閣改造」とかでお茶を濁す。すると、何が変わったのか知らないけど、何か変わったんだろう、ということで、ちょっぴり支持率が上がったりするからだ。これは自民党政権時代もよくあった。サプライズ人事とか目玉人事とメディアも騒いでくれるから、注目を集めるには内閣改造、それから党代表選挙とか、ともかく変わりました、というメッセージが利用される。

パチンコ屋のリニューアルと同じだが、もちろん、その効果は一過性のモノになる。根本的に解決されていない問題がそのまま、何の対策も講じなければその次の下降線は急角度になる。野田内閣の改造人事もコレになる。パチンコ屋のリニューアルで言えば店内移動、機種は同じだけど設置場所が変わりました、みたいになる。客からすれば混乱するだけで、なんだそれは、と言いたくなる。「同じ顔」か「同じような顔」が入れ替わるだけで、なんの新鮮味もないから、客は飽きる前に嫌気がさす。店舗運営としては末期だ。

野田は「最善、最強の布陣」と言いながら、半年も経たずにまた「今度こそ最善、最強」とかで法相に「W田中」のひとり、田中慶秋をもってきた。これは抜群のセンスだ。朝日新聞は安倍さんへの誹謗中傷を「社是」としたが、民主党は「日本人が嫌がること」「日本人が困ること」が党是だという宣言だった。換言すれば不良外国人の味方、我々は民主党です、みたいな感じだ。

この党は人材不足とか人材枯渇とか言われているが、もはや、そういう次元にこの組織はいない。もはや有権者は呆れ、それから嫌悪感を示し、いまは白眼視している。だからいま、民主党議員がまた、ポスターのロゴを小さくしたり、消したりしている。所属している人間が忌み嫌うような政党、どこの誰が支持するのか問うてみたいが、まあ、所詮が旧社会党の残党が牛耳る左に巻いた烏合の衆、あとは選挙に勝ちたいとか議員になりたいで集っただけの、理念も信念もない無知な連中、こんなもんだということだ。

また今回の「最善最強」の中、法相の田中慶秋も無論、他の民主党議員に負けず劣らず民潭とべったりで「外国人地方参政権法案」の成立を約束している。それだけではなく市長や県知事になってくださいと「外国人被参政権」まで謳う真正の変態売国奴だ。しかし、そこはもちろん民主党のことだ。そんな程度の売国、反日では大臣になれない。

昨年6月、神奈川県警が中古車解体作業所、いわゆる「ヤード」へ一斉立ち入り、家宅捜索して不法入国やら不法残留やら、パスポートを持っていないのも含む7人を逮捕した。この「ヤード」という作業所は不良外国人の巣窟、外国人犯罪者の吹き溜まりみたいに思われるが、中には真面目な解体業者もいるのだろう。しかし、全国におよそ1400あるといわれる「ヤード」の過半は盗難車を解体するだけではなく、違法薬物やら銃器などの取り扱いもする。これは私が勝手に言っているのではなく、警察当局が公式に発表している。また、それだけではなく、国際テロ組織との結び付きも警戒している、とされる。だから普通の人は「怖い」でよろしい。

神奈川県にある、そんな怖い「ヤード」のプレハブ小屋には民主党のポスターが貼られていた。2009年には田中慶秋と小沢一郎のツーショットがあった。今から思えば「外国人犯罪者の生活が第一」という意味だった。

しかし、旅券もないような外国人が悪さしても、それを捌くには少々、難儀な問題も発生する。誰が盗むのか、誰がバラすのか、誰が組み立てるのか、などは決められても、そもそも「ヤード」の運営、それから搬出先、販売先ともなれば無理が生じる。そこで暴力団の登場だ。そしてその暴力団がシゴトしやすいよう、なにかと動いてくれるのが悪い政治家になる。安モンのドラマにもならない、わかりやすい構図だ。

田中慶秋の選挙区は神奈川5区。<交際はいずれも事後に暴力団関係者だとわかった>が子供の言い分けにもならないとわかる。「30年も前の話だ」はそのまま「30年も続いているのだ」という意味になる。また、こういう不道徳、反社会的な輩だから反日売国なのだと分析もできる。つまり、イコール民主党なのだと再確認できる。

生まれ育った祖国を切り売りして恥じぬ精神構造はチンケな犯罪者と同じ。国を護った英霊に感謝の念が湧きあがらぬ忘恩の変態が、危機に瀕する祖国を見限って他国で犯罪を行う不良外国人の味方になるのも道理なのだ。同じ穴のナントカだ。



先ほどの悩める上司を追いかけて言ってみる。「教育ですよ、5年とか10年かけないと」


一朝一夕にはやれない。これを無理矢理にすると「革命」になる。切り捨ての血みどろ、いらぬ怨嗟は紅蓮の炎になって組織を焼く。これは共産主義が1億人殺して教えてくれた。

日本人は賢かった。だから例えば「修身」があった。「子供にでもわかること」は「子供のころから教えておくべき」ということだ。最近、渡部修一氏の「国民の修身」を読んだ。親切な作りで用語解説、現代訳語、総ルビだから、孫にと一緒に読みなさいと娘に贈るために、もう一冊買った。子供がいる親は買って一緒に読むべし、だ。

と思ったら、我が東大阪からこういう歌手が出ていた。虹の会長から許可は得たからここに紹介する。たぶん、そのうち一緒に酒も飲む。すいーつとか、おっちゃんが奢ってやる。

http://www.sankei-kansai.com/2012/10/12/20121012-062339.php
「教育勅語」を曲に 21歳の歌手 山口采希さん

<一方、深刻ないじめや子ども虐待で大切な命が奪われる事件には心を痛め、自分に何かできることはないかと模索する中で、教育勅語を知った。書かれたことをよく読むと、「友達とは互いに信じあい」など現代人が忘れがちな大事なことが書かれていることに気づき、改めて「昔から受け継がれてきた教えを大事にしよう」との気持ちが強まった。こうした思いを曲にしたのが今回の新曲>


「大切な宝物」山口采希~「教育勅語」を曲に~






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