![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyoko_cloud.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_rain.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
県境の山塊を抜け、日本海側へ抜けるとやっと雨も小康状態となった。それならばと敦賀インターで下りて、国道27号線で三方五湖へと向かうことにした。まず、水月湖畔にある紅岳島温泉で、一浴しようと立ち寄ったんだけど、今日は満員なのでと断られてしまった。
やむを得ず、湖を回り込んで、三方湖へと至り、湖畔の縄文プラザで、昼食を取ることにした。舟小屋を模したような変わった建物で、2階からの眺望は良い。三方湖を眺めながら、海鮮丼を食べたのだが、いろいろな海の幸がのっていて、美味しかった。
食後は、レインボーラインを走ることにしたんだけど、通行料は普通車1,000円と高い。その上、梅丈岳(標高395m)頂上付近の展望台は、全く霧の中で何も見えなかった。とても損した気分での霧中ドライブとなった。
![](http://gauss.ninja-web.net/mikata02.jpg)
三方五湖の一つ日向湖
その後は敦賀方面へと戻り、途中国道27号線を美浜原発の方へ左折し、馬背峠を越えて、敦賀湾へと至った。その後北上し敦賀半島先端にある立石岬へと向かったのだ。
ここの先端には敦賀原発がある性か、道路は整備されていて、走りやすい。立石漁港までは難なく着くことができた。しかし、立石埼灯台までは、徒歩で500mほど登らねばならず、傘を差して歩くことになった。
200mほどは、海沿いの小径を行き、それからは長い階段をひたすら昇ることとなった。なかなかしんどかったが、頂上には白い石造り灯台が迎えてくれた。この灯台、1891年(明治14)7月20日に初点灯したもので、初めて日本人技師のみでが造った灯台として貴重なものなのだ。雨が降っていて暗かったので、すでに点灯していて、回転灯器が回っていた。いろいろな角度から写真を撮ったんだけど、灯台らしい写真になったかな...。
![](http://gauss.ninja-web.net/tateis01.jpg)
![](http://gauss.ninja-web.net/tateis05.jpg)
立石岬灯台
小一時間ほどで車まで戻ってきて、来た道を帰りながら、色浜集落にある本隆寺にも立ち寄った。ここは、かの松尾芭蕉が『奥の細道』の旅で、「ますほの小貝」を拾わんと立ち寄ったところなのだ。現在では、小さなお堂と句碑「小萩ちれ ますほの小貝 小盃」があるだけなのだが...。
その後は、敦賀市街を通り抜け、国道8号線へ出て、北上したんだけど、海岸端で、車が横転しているのに出会った。雨でスリップしたんだろうけど、気を付けて運転しなくては...。
とにかく北へと走って、旧武生市街へと至り、福井鉄道の起点、武生新駅に立ち寄った。記念乗車券と入場券を買い求めてから、駅舎と車両をカメラに収めたんだけど、ローカル鉄道らしい雰囲気が漂っていた。
撮影後は、今日の宿へと直行することとし、鯖江市へと入っていった。市の中心部からは、東の山際へ向かって走り、かわだ温泉「ラポーゼかわだ」へ到着した。ここは、正式名称を「鯖江市農林漁業体験実習館」といい、市が建てた施設なんだけど、運営は民間に任せられているらしい。1995年(平成7)のオープンなので、温泉としては新しいが、立派な庭園やハーブ温室などもあって、施設は整っている。
部屋に荷物を置くと、さっそく浴室へと向かったが、ここの露天風呂は、みごとな樹林を前にして、自然豊かで、初夏にはホタルも見られるとか...。のんびりと湯に浸かって、長駆の旅の疲れを癒した。
上がってきて、ほどなくして部屋での夕食となったが、食卓には、刺身、天ぷら、牛鍋、おこわ、タコぬたなどが並べられ、デザートにメロンも付いていた。お酒も2合冷やで頼んで、美味しく飲みかつ食べた。
食後は、布団を敷いて横になりながら、テレビを見ていたら、眠くなってきたので、就寝した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)