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7時半には、層雲峡・黒岳ロープウェイの層雲峡駅(標高670m)へ行き、順番を待った。紅葉シーズンとのこととて、結構並んでいる登山者がいて、10分間隔で運行している。15分ほどの待ち時間で、乗ることが出来たが、101人乗りのゴンドラは、標高差630mを約7分で運んでくれ、天気は上々で視界がよい。下界がパノラマのように展開して、すばらしいんだけど、まだ全然紅葉はしていない。今年は、例年より遅れているとのことだけど...。標高1,300mにある黒岳駅からは少し歩いて、黒岳ペアリフトへと向かったが、とても爽快だ。このペアリフトが標高1,520mの7合目まで通じているんだけど、この辺りから紅葉している木々が見えるようになり、山頂付近は真っ赤に色づいていて、期待がふくらんでいく。
終点には、ロッジ兼登山事務所があり、ここで登山者名簿に記載して、頂上を目指したのが、8時50分となった。ここから、8合目までの道は曲がりくねっていて、道程が長く感じられ、しんどかったものの、紅葉は最高だ!すばらしい青空の中で、叱咤しながら足取りを進めた。
8合目付近で一息ついてから、また登り始めたんだけど、目の前を小さな動物が横切っていった。あっ、シマリスだ!とカメラを構えたときには、もう藪の中へ見えなくなってしまった。残念!ここらへんからは、勾配が急になってたいへんだが、その分高度を稼ぐことができて、ぐんぐん上へと昇っていく。
9合目付近になると視界が開け、一面錦の絨毯だ!あまりのすばらしさに、シャッターを切る回数も増えていく。とうとう、10時10分頃には黒岳山頂(標高1,984m)に立つことが出来たんだけど、ここからの眺望がまたすばらしかった。裏側には雪渓も見え、紅葉とのコントラストが絶妙だった。青空の下に旭岳を望み、とにかくシャッターを切りまくった。しかし頂上は、天気は良いものの風が強く、防寒着を一枚重ねなければならなかったが...。
しばらく、登頂した感激を味わってから、早めの下山にかかった。下りは、上り以上に慎重に足を運ばないとスリップする危険もあるのだ。それでも、一歩一歩踏みしめていって、高度を下げていった。下山時も紅葉のすばらしさには目を奪われ、また何十枚も写真を撮ることになったのだが...。
撮影しながら、ゆっくり下りてきたものの、1時間ほどで、7合目のロッジにたどり着いた。ホッと一息つくと共に休息して、ホットココアを飲むことにした。紙カップのものなんだけど下山してきたときに飲むのは美味しいんだ。
しばらく、休憩を取ってから、リフトとロープウェイを乗り継いで、層雲峡の温泉街まで下りてきた。
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その後は、一気に国道540号を西進し、愛別からは高速に入って、時間を短縮した。道央自動車道に乗り継いでからは、スピードを上げて南下していき、札幌市内へと入って、知人の宅に立ち寄った。
その後は、国道36号線を南下し、苫小牧市街へ入ってから、夕食をすませて、苫小牧フェリーターミナルへと至ったのだ。
そして、21時15分発のシルバーフェリー八戸行きで、北海道を離れたんだけど、そんなに混んでなくて、2等室に充分なスペースを占めることが出来た。酒とつまみを買い込んで、寝酒として飲んでから、眠りに就いた。
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