昭和建築学会


昭和の建築物や路上にあるオブジェなどを中心にご紹介します。

昭和建築学会 第49回 四谷荒木町 4

2014年01月30日 | 建築

純粋階段っぽい、きれいな階段……。

 

 

ステップの斜になっているのがいいですね。

ここも緩やかな坂道。

 

 

坂道の奥の古びたコンクリートが気になる。

 

 

単なる壁面じゃなくって、上の方にアールのある装飾があります。

水がしみ出しているのでしょうか?

心霊写真風ですね。

 

 

結局は、この切り立っている上に建物があるというだけ。

しかし、こんなにも土地の高さに違いがあるなんて……。

このアールのある装飾はかなり古い模様ですね。

 

 

坂道を道なりに行ったところ。

古い壁面に新しいっぽい建物が、悲しく映えています。

 

 

うーん、東大を目指すための家庭教師の派遣会社ですか?

関係ないですが、僕は学生時代、中学生の数学の家庭教師をしていて、五段階で2の成績を4にまで引き上げたことがあります。(少し自慢)。

 

 

こんなにぼろいガレージに、クラウンが……。

高い車だけど、何か貧乏っぽいですよ。持ち主さん。

 

 

駐車禁止。

自転車は軽車両だからいいのでしょうか?

サドルの後ろの、こどもを乗せる台が物々しいですね。

 

 

古めかしい日本建築。

さすがにこの家は、その手の建物じゃないでしょう。

木の柵が気になります。

 

 

僕は田舎もので知らなかったのですが、

東京の人特にこのあたりの人は、すれ違うとき左へ避けるようです。

普通右に避けるものじゃないのかな(^_^;

 

手すりがどこまでも続くよう。

 

 

東大蛍雪会の表。

考えてみれば、この一帯はアパートが多いですから、現役の東大生が入居しているんでしょうか?

 

 

コンクリートの塀がいい味を出しています。

 

 

もう少し塀の先に行ってみました。

石垣と、出入口のデザインがきれいです。

 

 

右は、古い建物を壊して現在駐車場になっているところ。

こういうところには、面白いものが見つかるものです。

なんと赤煉瓦ですよ。きれいですね。

 

 

赤煉瓦の上の建物。

遠くに見えるのは「バブルの塔」と呼ばれる近代建築。

対比が美しい、古い貧乏な建物ですね。

 

 

この一帯、やたら「探偵」のポスターが目につきました。

奥さんに隠れて悪いことをしてる人がいるのでしょうかね。

それにしても、古い建物ですよ。

 

 

僕なら、右側の建物に住みたくありません。

なんか湿気が多そう。

 

 

奥にドアがありました。

 

 

うだつ風の壁(?)がつくられ、プロパンガスのボンベがありました。

この辺は都市ガスはあってもよいはずなのですが……。


昭和建築学会 第48回 四谷荒木町 3

2014年01月30日 | 建築

荒木町は、路地の街。

ある路地に、こんな風景がありました。

 

 

路地の果てが、アパートの階段……。

 

階段の近くまで行ってみました。

 

 

 

なんと、隣の建物も狭い階段を設けています。

出入りする人、たいへんだろうなあ。

 

旧遊郭街だけあって、こんな建物に少しどきっとします。

 

 

 

丸い窓。

消えかかった木の絵が気になりますね。

 

 

このような場末的な建物も、荒木町にありましたよ。

 

 

灯さんと櫻さんです、怖くって入れないお店です(笑)。

 

 

これは昔のゴミ箱でしょうか。

今は分別回収だから、使われてないでしょうね。

チャリンコが鬱陶しい。

 

 

ここにもチャリンコ。

赤いタイルが張り出していますが、ここは公道じゃないのかな?

 

 

荒木町といえど、かなり貧乏な風景。

一種の純粋階段ですかねえ。

発泡スチロールの箱があわれを誘っています。

 

 

階段の上の方の手すりの装飾。

こんなところに、元遊郭街の誇りを感じさせます。

 

 

いわくありげな建物。

しかし、現役じゃないようですね。

 

 

閉ざされて久しい。

 

 

不景気な世の中、復活の日はないのでしょうか。

 

 

こちらは現役の、川口さんです。

 

 

何気ない、現民家ですが、石が貼りつけてるのとレトロな窓の格子がただならぬものを想像させます。

 

次回も、お楽しみに!まだまだ荒木町は続きます。