余録

新天地

第24番最御崎寺・・境内2

2009年10月13日 05時36分36秒 | お遍路さん
ここ24番最御崎寺は室戸半島の突端にある。
小高い山の頂165mに建っている。
ベンチに座って頂く接待弁当はやっとたどり着いた
満足感と空いたお腹を満たすのに感謝で一杯だった。

第3回目の打ち切りは第23番薬王寺会館から出発した。
23番薬王寺と24番は徳島県と高知県の県境を歩いた。
途中今まで歩いた時間の最高の時間を歩く。
薬王寺会館から徳島県最後の地宍喰町まで12時間要した。
距離はおよそ35km。
更に佐喜浜の民宿からの距離合計は76kmで3日使って着いた。

礼儀作法として昼食を拡げる時はわずかご飯の一箸分を
手のひらに乗せ顔面の高さに捧げて一礼し・どうぞおあがりください・・
と云って周辺に軽く放って揚げるようになっているが
もうすっかり忘れてしまった。

ベンチに座ると直ぐに靴、靴下を脱ぎ足の回復を昼食の時間に
済ませる行動が日課となる。
おにぎりは2個塩むすびで脇にお新香があった。
これだけではお腹を満たせない。
午後からの歩きながらお腹を満たす食材を探せばよい・・
と思った。

本堂のお参りを済ませ大師堂へ向かった。
四国八十八ヶ所札所にはすべて本堂、大師堂があり
般若心経を唱える。
第1回の打ち切りを終えての教訓でもう暗記しての
遍路修行になっている。
般若心経を一分前後で唱えることが出来るようになった。

昼食を終えてから本堂、大師堂のお参りをした。
時間と労力を費やしてやっと着いた24番最御崎寺の閑散
とした境内が物寂しく感じた。
活気があるだろうと想像していた。


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