記憶の残っている。
おばあちゃんがお遍路さんに出た理由は何ですか・・?。
聞かれた時・・・。
一瞬何だろう言葉が出なかった。
色々な複雑な思いがあった時だった。
特に体の不調が続いていた事も事実だし
また今なら歩けるだろう何かやり遂げたい
何か新しい事に向かって進みたかった。
今にして思えばおばあちゃんに何を話しただろうか
機会があったらもう一度行って話したい。
民宿が見つからなく徳島市内をさまよっている私を
バイクで探しに迎えに来てくれた。
徳島を離れて高知県に入りここ室戸にたどり着くまでの
途中は全くの孤独な辺地だった。
孤独の中にも金剛杖がある。
杖を突きながら私一人ではない・・と
杖を大切に思いながら感謝があった。
見るものは海山の連続でただひたすら歩く。
時々色々思い出すが消えて歩くだけだった。
歩き始めの頃十善戒、無財七施を復唱をした事がある。
殺生、盗み、邪淫、嘘、お世辞、悪口、二枚舌、欲張り、
怒る、誤った考え、、、等しない約束。
無財七施・・自分の家を宿に貸す、席を譲る、困っている人に
身体を使って奉仕する、良い場所は譲り己は悪い場所で我慢する、
笑顔を絶やさない、暖かい思いやりの言葉をかける
やさしいまなざし、思いやりの心を持つ。
第24番最御崎寺を打ち終わる。
打ち終わると納経所へ行く。
判衣と納経帳の手続きをとる。
納経所で次の札所への道順を聞き確認をする。
ほとんどの納経所はお遍路を迎えてくれるが
第10番切幡寺は受付が時間も5時を過ぎた事もあって不在で
呼鈴で出てきた。
山門の前に立ち一礼する。
山門を出ると大きな木立のあいだを抜け
山の頂上にしては広い大通りへ出た。
タクシーが数台待機していた。
大通りの下り坂を5分ぐらい歩くと
そこには眺望が開けた。
私の高度恐怖症が出て来た。
歩くスピードが恐る恐る山側へ沿って歩いている自分があった。
おばあちゃんがお遍路さんに出た理由は何ですか・・?。
聞かれた時・・・。
一瞬何だろう言葉が出なかった。
色々な複雑な思いがあった時だった。
特に体の不調が続いていた事も事実だし
また今なら歩けるだろう何かやり遂げたい
何か新しい事に向かって進みたかった。
今にして思えばおばあちゃんに何を話しただろうか
機会があったらもう一度行って話したい。
民宿が見つからなく徳島市内をさまよっている私を
バイクで探しに迎えに来てくれた。
徳島を離れて高知県に入りここ室戸にたどり着くまでの
途中は全くの孤独な辺地だった。
孤独の中にも金剛杖がある。
杖を突きながら私一人ではない・・と
杖を大切に思いながら感謝があった。
見るものは海山の連続でただひたすら歩く。
時々色々思い出すが消えて歩くだけだった。
歩き始めの頃十善戒、無財七施を復唱をした事がある。
殺生、盗み、邪淫、嘘、お世辞、悪口、二枚舌、欲張り、
怒る、誤った考え、、、等しない約束。
無財七施・・自分の家を宿に貸す、席を譲る、困っている人に
身体を使って奉仕する、良い場所は譲り己は悪い場所で我慢する、
笑顔を絶やさない、暖かい思いやりの言葉をかける
やさしいまなざし、思いやりの心を持つ。
第24番最御崎寺を打ち終わる。
打ち終わると納経所へ行く。
判衣と納経帳の手続きをとる。
納経所で次の札所への道順を聞き確認をする。
ほとんどの納経所はお遍路を迎えてくれるが
第10番切幡寺は受付が時間も5時を過ぎた事もあって不在で
呼鈴で出てきた。
山門の前に立ち一礼する。
山門を出ると大きな木立のあいだを抜け
山の頂上にしては広い大通りへ出た。
タクシーが数台待機していた。
大通りの下り坂を5分ぐらい歩くと
そこには眺望が開けた。
私の高度恐怖症が出て来た。
歩くスピードが恐る恐る山側へ沿って歩いている自分があった。