余録

新天地

第12番焼山寺・・・・・満足感に浸っていた!!!(20) 5/18

2005年11月19日 07時56分38秒 | お遍路さん
参道入り口からおよそ10分位で第12番焼山寺。
お遍路が突くボーンという
梵鐘の音が聞え・・・やっと着いたのだ

ほっと胸を撫でていたが、その時は体力が消耗してしまって感激を感じなかった。

ここ第12番焼山寺は標高800mで四国88ケ所霊場の中で二番目の高い所にある。
境内は樹齢500年とも言われる老杉の大木で覆われ荘厳さを保っている。

少しづつ、5時間かけて歩いてきた四国徳島県の最大の難所を乗り切った事に
満足感と爽快な気分になってくる。
自分に叱咤、激励しながら歩き通せた自分を誉めたかった。

境内は団体の沢山のお遍路で賑わっていたが、私は本堂前のベンチにハイキングザックを
肩から降ろすと身体が浮くように軽くなった。

時計が12時前ベンチに腰を下ろして
今朝さくら旅館からお接待の昼食のおにぎりと缶ジュースを取り出して
食べようと思っておにぎりの包装紙を開いた瞬間驚いた

その包装紙には一杯の文字が書かれていた。
包装紙に書かれた内容は・・・出合った人達・・・・・に掲載いたします。

おにぎりにありがとう・・感謝し食べ始めたらポツリポツリ雨が落ちてきた。
空は真っ黒な雨雲が覆い被さってきた、今にも本降りになりそうな気配を感じ
急いでハイキングザックから雨具を取り出し準備したが初めの勢いとは裏腹に
本降りにならずポツリポツリの状態が続き、そのままベンチに座っておにぎりを
いただいた。

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