余録

新天地

早合点して早朝から道間違えて・・・一人の山間のストレス道 (22) 5/19(土)

2005年12月15日 17時35分38秒 | お遍路さん
昨日は焼山寺の難所で、足に出来てしまった豆治療が
宿で遅くまで時間がかかってしまった。
特に両足の小指、左足の親指に大きな豆を作っていた。

昨日は第12番焼山寺の難所を終えた事に満足していた。

今朝は足の痛みは大分回復していた。

朝食は6時半、食堂は夫婦3組、グループ1組の3名と私の10名が泊り。
私だけが大きなテーブルに一人だけの食事が配膳されていた。

ご飯のお櫃が私のテーブルに無く、後ろの夫婦のテーブルに置いてあるから
茶碗に盛るとき、お代わりの時恐縮しながら朝食を食べた。
食事が終わってそれぞれ部屋に帰り出発の時間だ。

私を除いた他の人たちは車遍路旅だ。
駐車場には車が4台駐車してあり、精算の時はもう皆さん白装束に身を包んでいた。
民宿明日香7;00時出発、同宿者から声を掛けられた。
道中気をつけて頑張って下さい・・の言葉に励まされありがとうございますと言い
お互い気をつけて行きましょう・・と言葉を返して宿を後にした。

今日の予定は第13番大日寺、14番常楽寺、15番国分寺、16観音寺
17番井戸寺、宿は徳島市内の大鶴旅館まで38,1kmの旅。

早朝の神山町はまだ寝ているような・・車も人も動いていないお店の建ち並ぶ
中心街を一人、昨日の夜地図を見て覚えた感覚で県道を歩き始めた。

昨日歩いた県道のはずれから国道の交差点に入ってまもなく農作業中のおじさんに
この道は第13番大日寺へ行きますか・・尋ねたらおじさんの頭の振りで勝手に理解し
13番まで行かれると思いありがとうございました・・お礼を言って国道を歩き始めた。
道路左側の渓流を見ながら安心して歩いた。
国道は20号線車が時々行き交う山合いの道。
大型ダンプや軽トラックがスピードをあげて走り去り、歩道が無いから端を歩くにも
注意が要り歩く人は私のみだ。

歩いているいるうちに人里から離れて山奥に入って行く感じがして
不安に刈られてしまった。
スピードで走ってくる軽トラックに手を振って駐車して頂いて
運転手に・・この道は第13番大日寺へ行きますかと尋ねる、返ってきた言葉が
行きますよ・・と言われ安心して歩き出す。

道を尋ねてから30分ぐらい歩いては更に不安になってまた
軽トラックの運転手さんに聞くとこれからだとお昼になってしまいますよ・・だった。
時間がまだ民宿から歩き始めて一時間位で、今日の予定では遅くも11時には着く
計算だったから道を間違えてしまったようだ・・と気がついた。





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