余録

新天地

第17番井戸寺・本堂前の日限大師堂中の井戸 (26) 5/21

2006年01月14日 20時25分49秒 | お遍路さん
第14番常楽寺の流水岩の庭と名付けられた岩肌は本堂前まで迫っており
本堂前にはアララギの大木があった。

14番を打ち第15番国分寺までは800m。
標識が野菜畑のブロックにかかっているのには驚いた。

第15番国分寺は広大な敷地の中に寺が権力の象徴を物語っている。
聖武天皇の勅命によって建立されたようだ。

第15番国分寺を打ち、第16番観音寺までは
これから田植えを迎えようとする田園風景を見ながら
軒が低く人っ子一人も見当たらない・・時間が止まったような商店街に観音寺はある。
門前では乞食遍路が托鉢まがいの巡礼をしていた。
ここ第15番観音寺は旧県道沿いに建つ町中にあって買い物帰り、普段着姿のおばさんが
山門前で立ち止まって手を当て合掌している。

第15番国分寺を打ち、国府町内のJR徳島線の踏み切りを渡って
鮮やかな朱塗りの門、第16番井戸寺ある。

この井戸寺は寺号からわかるように、寺の象徴は「面影の井戸」。

飲み水に不自由していた人達の苦難をみかねて大師が掘ったといわている。
日限大師堂の中にある井戸には満々と水をたたえちるが
上から井戸をのぞいた顔が水面に映れば長生きでき、もし映らなければ三年の間に
変事があるといわれて、誰もが恐る恐る井戸をのぞくようだ。

私も恐る恐る井戸の中をデジカメ片手に覗いた・・・
・・すると写真の通りでした。
如何でしょうか・・・・・


最新の画像もっと見る