トレモロの弾き方の説明です。
◆No1・・・これからトレモロを覚えようとしている方のために
1) 手首の力をぬいて、なるべく大きく動かす。その時、速くトレモロをしようと思わないことです。
2)強さをそろえて練習をする。
音階練習・・・ 例えば1~高い1まで16分音符を8個ずつ弾きます
3)頭の音を強く弾かないこと。つまり均等にトレモロができるようにします
コツは、1番手前の弦に強くピックを当てないことと、ピックは常に弦に対して垂直にあたる ようにします
4)現在練習している曲を、始めから終わりまでトレモロで弾く
5)曲を弾く時、初心者の方はまずフレーズでトレモロをきってください
フレーズがわからなければ、歌詞の言葉の切れるところでトレモロをとめてください
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◆No2・・・トレモロで強弱をつけてみましょう
1) 同じ音をゆっくり4拍のばしながら、だんだんクレシェンド(音を大きくする)します。
2) 同じ音をゆっくり4拍のばしながら、だんだんデクレシェンド(音を小さくする)します。
3) 1) 2)ができるようになりましたら、8拍続けます。
・・・・4拍クレシェンド、4拍デクレシェンドする・・・
4) 今度は、クレシェンド・デクレシェンドを入れ替えて練習します。
・・・・4拍デクレシェンド、4拍クレシェンドする・・・
4) 4拍を3拍・6拍・8拍・16拍等に変えて練習します。
*トレモロでクレシェンドする場合
・クレシェンドは徐々に大きくしていくという意味ですが、トレモロで徐々に大きくしていくのは難しいです。
例えば、「ド」の音を8拍のばしながらトレモロする時は、最初の4拍くらいはあまりクレシェンドしません。
5拍目から8拍目で一気に盛り上げていきます。そうすると、クレシェンドの効果がでます。
トレモロでデクレシェンドする場合
デクレシェンドは徐々に弱くしていくという意味ですが、この場合もトレモロで徐々に小さくしていくのは難しいです。
例えば、「ド」の音を8拍のばしながらトレモロする時は、最初の4拍くらいはあまりデクレシェンドしません。
5拍目から8拍目で一気に弱くしていきます。そうすると、デクレシェンドの効果がでます。
速さによって、強くしていく所、弱くしていく所は変わりますので注意してください。
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◆No3・・・トレモロを弾くときに気をつけること
トレモロは、音を長くのばす時・音を強調する時につけます。
1)音を長くのばすときに気をつけること
・音符をのばす長さより半拍から1拍短くトレモロを弾きます。
例・・・テンポ100位で4拍トレモロをつけてある場合は、3拍位でトレモロをやめます。
(トレモロを長く弾きすぎ、次の音にずれこんでリズムが狂う場合が多い)
2)音を強調する時に気をつけること
音を長くのばす場合と違って、違う音を連続してトレモロをつけますので音が切れやすいです。
滑らかに音が切れないように弾けるよう気を付けましょう。
※ 上記に書いてあることは、 私流の説明ですから、他に違う方法があるかも知れません。
どんな方法でもトレモロが上手になると、大正琴の演奏がもっと楽しくなります。
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楽しんで続けます
トレモロの練習にお役に立てれば嬉しいです。
頑張って練習してくださいね。
楽しく演奏するのが一番!