農僕日記 JAPAN

農薬を使わない農業を紀州和歌山でゼロからスタート。
農業は僕たちの平和活動♪ライフワークいざゆかん(^g^)(^y^)

宇宙船地球号

2009-09-09 | 農僕日記志
1999年に出された本、
著者:秋山豊寛(とよひろ)
『 宇宙と大地 』を読んで~の巻


「何もかも溶かしてしまうような深い、
大宇宙の闇を背景に地球があります。」 

日本人で初めて、宇宙から地球という星を見た,秋山さんの言葉

二十世紀は、科学とそれに基づく技術の発展で、
その恩恵にあずかる限りにおいては、
幸せな人々を生み出した部分もあります。
その一方で、たくさんの地球規模の破壊を生み出しました。
破壊による被害は、恩恵にあずかった人々だけでなく、
あずからなかった人々も受けます。
これは、不公平であり不平等ではないでしょうか。
困っている人間を助けることに理由はいりませんが、
助けないための理由は必要です。
説得力のある理由は、見つかるのでしょうか。
また、哺乳類であるヒトは、
二十世紀に「人類」という意識を普遍化しました。
二十一世紀は、この「人類」という意識から
「地球生命」という認識、「地球意識」の
獲得が求められるはずです。
宇宙船地球号は、現在、様々な部分がいたみかけ、
修理を必要としています。
先進国の住民のライフスタイルの変更こそ、
その第一歩でなければならないのではないでしょうか。
(本のラスト↑
秋山さんの1歩は、、、
現在、自然・有機農業家になられているということ

自給自足的なライフスタイルは、
資源・エネルギーという点で、ますます望ましいスタイル
の1つです。自らの生存の基本を国というシステムに
依存しないで、各自が努力することは、
安全と安心を自ら備えるということです。

収入が安定することは大切なことですし、
そのために努力することも大切とは思いますが、
それが全てというわけでもありません。
私の発想が、日本が豊かであることに規定されているのは
確かです。お金は大切だけれど全てでない、
と言い切れるほどに豊かです。

私たちが、お金に換算されない価値について、
それが実はこれから求められるべき
「豊かさ」の中身であると気がつけば、
食卓の準備を、種まきから始めることも
「豊かさ」であることがわかるでしょう。
歴史は確実に、そうした「豊かさ」に向かって、
歩を進めています。
自分が生まれ、育ち、そして死んでいく場所、
宇宙船地球号。眼差しは大地へ

(ざっくざっくりと、本から抜きまくりで、)
本を読めば、もっと詳細わかりますイマセン!

僕は、すご~く共感しました
秋山さんに、そのうち会いたいっス