平和とくらし  #茨木市議会議員 #山下けいきの日々是好日

平和憲法が私の原点。鹿児島の吹上浜、桜島が原風景。毎週阪急3駅、JR2駅の5駅をのぼりを背負ってアピールランしています。

『市民でつくろう 新しい政治を』

2022年12月03日 |  #総がかり行動 #野党共闘 #茨木市議会議員

 朝に市民相談。「マイナンバーカード作りたくないけど、作らなくてもいいんですね」と。「私も作っていません」と答えたら「安心した」と。

 市幹部職員がヒアリングで出勤。ほんとは『市民でつくろう 新しい政治を』のイベントがあり、ずっと会場にいなければならないのですが、議会質問の関係で最初だけになりました。深夜まで議会準備。

詳しくは島野さんが以下の通り報告しています。

🔵『市民でつくろう 新しい政治を』
🔻今年6月に東京杉並区で岸本聡子区長が当選しました。この選挙は政党や団体が主導する選挙ではなく、杉並に住む市民が住民のねがいを実現させるために選挙ボランティアに参加し勝利したことで知られています。この選挙運動の中心で頑張られた内田聖子さんを茨木に招き、130名の参加で、12月3日ローズWAMのワムホールで学習集会が開催されました。
 
■集会のコンセプト
・市民の思いとはかけ離れえた政党政治から身を置くことから少し離れて、市民がつくる政治の実践、すなわち杉並区長選挙を学びたいと企画され、議会や議員にお願いする間接的な政治ではなく、それぞれの市民が持つ価値観、市民運動を通して直接的な民主主義の手法で実現する新しい政治の実践を学ぶために学習集会が行われまた。
・北摂では、小児救急医療体制の復活、中学まで含めた学校給食の体制確立と無償化、コミュニティバス運用など公共の足確保、地域農業の活性化、無秩序な休耕田や旧民家の切り売りに対する秩序と計画性のある街作りへの転換、たくさんの大学があり特長のある沢山の高校がある、若者が希望と未来を描ける街をつくり定着してもらう、などなど、市民の中にある要求や意見、どんな街にしたいのか、そのためには何が必要か、何ができるか、こんなことを学ぶ場がこの学習集会でした。
 
■内田聖子さん講演
※「岸本さとこはなぜ勝った?」(6/28デモクラシータイムズYouTube上映)、会場でのリアル講演で「勝たせた責任は重い」を中心に話しをされました。
・市民の中に前市長への批判があり区長を変えたいとの気持ちがあった。候補者が決まっていないなかで、1月30日「杉並区長をつくる会」をつくり、児童館、道路拡幅、町づくりなど市民が求める政策を、何度も会議をして街宣活動を行った。税金を払っている市民の声を聞かない杉並区の問題を訴えた。海外に住んでいて民営化の流れに疑問を持ち公共政策を持っていた岸本聡子さんに白羽の矢をたて、決断してもらった。
・市民と岸本聡子さんとが、日常の中や選挙戦の中で対話を通して信頼関係を高めていった。
・選挙で候補者が大声で鳴りたてるアピールではなく、「やさしい熱狂」「楽しい運動」「やかましくないムーズメント」に徹して活動をすすめていった。静かな熱意を市民ボラティアの創意工夫による選挙戦を戦った。
・2021年衆議院選挙の吉田はるみ選挙スタイルをとり、野党の共闘や政党の影が少なく、「つくる会」との協定を通して7つの政党の力を借りることができた。
・杉並区の中にも地域差があったが、それぞれ地域の政策課題を地域に入って住民に問題点を訴えていった。女性がイニシアティブをもって頑張ってもらって、そういう地域で投票率をあげることができ現市長の得票を大きく上回った。全体でも前回にくらべて投票率が5%アップしたことが187票差での勝利につながった。
・今後、議会傍聴、政策協議、区長との対話などを行い区長とともに杉並区をつくっていく必要があると思っている。政党ではなく、住民のための政治をすすめるためにどの政党にも働きかけをすすめていきたい。区の職員の方々の力を信頼して互いに協力をめざしていきたい。
・2023年の区議会選挙に岸本区長の立場を支えた女性の候補者が新たに立たれることは大変うれしいことだ。
 
■内田さんを囲むディスカッション
〈岩城あすかさん〉(コーディネーター)
・箕面市立多文化共生センターで仕事をしていて、10代から80代の250人にのぼるボランティアで多言語相談や日本語教室、外国にルーツをも子どものサポートにとりくんでいる。「外国人市民のコミュニティづくりとエンパワメント」「国際人権感覚を持つ人づくり」をビジョンにしている。
・大阪9区の政策つくりに携わって、共生の社会実現のための提言を行ってきた。
 
〈前田純一さん〉
・大阪都構想の反対している竹山元堺市長が政治資金のことで辞任した。維新は後を狙っている中で永藤英機さんが維新候補として名乗りを上げる。退陣の翌日4月22日に「市民1000人委員会」を立ち上げ、その中で、野村友昭さんが立候補を表明され、選挙の中心を担って闘った。2019年6月の堺区長では僅差で負けてしまった。
・その後、この委員会や堺東事務所の存廃で、若い市民の方々から資金カンパを出すのでぜひ続けようとの声があがり、それに賛同する人々の力によって今日に至っている。
・2019年10月からはじめた「市政チェック学習会」や「市民討論会」は堺市議会の前後に企画し現在10回に至っている。節目に「市政レポート」を行い10号発行し1200名ものサポーターに郵送している。また、今年の9月に「市民にやさしい堺ビジョン」をつくり、助産師、教員、保育、図書館、お医者さんなどの専門の人の力に政策を練っていて、選挙向けの12項目をつくり上げた。
・11月尼崎市長選挙でもわかるように、「維新」対「政党」ではなく市民が自主的に企画し女性が中心に闘うことが勝利の方程式だと思っている。知恵と資金を出すことも市民の責任だと思う。
 
〈西谷文和さん〉
・12月4日は、中村哲さんの命日。彼の主張は「コメと小麦」で平和を勝ち取る。戦争と対極にある農業を中心にコモンをつくりだすことが大切だと言われている。
・維新の支持層、40から50代の競争に勝ち残った人々、競争で勝った者の税金を生活保護や公務員にパクられるのは許せないと主張するのが維新だ。吹田で言えば、旧市街では自民公明共産が強く、新住民の地域では維新が強いと言える。そのため、ニュータウンや山田は再開発が進んでいる。地域差も視野に入れえて運動しなければならない。
・都構想を問う住民投票では投票率が60%を超えると市民が勝利する。60%を割ると維新が勝つという流れになっている。何としてでも投票率をあげる運動をしなければならない。
・ドバイ万博は中東で初めての万博であったにも関わらずまったく人気なくガラガラ。大阪万博は2回目で少子高齢化が進む日本で万博がこけるのは目に見えている。「万博推進局」で松井と吉村は喜んで写真に写っているが、実は4「賭博推進局」でゼネコン、金融、賭博業者などを喜ばすだけで、文字通り、税金を自分のためだけに使っている。ましてや、2025年万博後は、2029年カジノまで何もなく、地下鉄など利用者がほとんどいない中で莫大な赤字が膨らみ、公共財の維持や地盤改良、液状化対策は全部大阪市が追わなければならないとされている。ここを焦点にすれば大阪市長選挙は必ず勝つと思う。
 
■主催者から
・市民から、茨木市民の若槻勇一は「たくさんの茨木にある市民運動をもう一度再生したい」と、豊能町民の寺本進さんは「9区の政策つくりにとりくみ環境と食の運動が必要」と話されました。
・最後に、主催者である茨木労連の杉田充さんが学習集会のまとめとして「総がかり行動として、新たに市民がつくる政治をすすめていこうとの気持ちでとりくみ、今日はたくさんの経験と学習を持つことができた。要求を政治にいかしていくことの大切さをあらためて感じた。次のとりくみの第一歩にしたいと思っている。それぞれの地域で知恵を出して頑張ろう」と話されました。

 

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