ダム対策課で安威川ダムに関する細部について聞く。しかし担当課で把握できないこともあるようで、不明部分については東太田のダム事務所か、大阪府水道部に問い合わせる以外無いようである。情報公開手続きまでは不要と思うがどうか。いずれにしてもダム関連事業の仕組みは一定の裁量を持って進められており単純ではなさそうだ。
以下、先日質疑した住基カードについて原稿です。住基カードの性格など議員に認識してもらうための設問や二回目の質問に備えて聞くものもあります。眼目はこの住基ネット・カードが財界・IT産業の利益、国の国民管理のために存在しており、市民の利便性は単なる口実に過ぎないことを明らかにすることにあります。
また私は「対象者は外国籍住民を含んでいない」との質問は国の施策の中でいつも抜け落ちていることを指摘するためのものです。住基カードの普及には反対ですから「外国籍の人にないのはけしからん。対象に加えろ」といっているわけではありません。念のため。
<1>経過について
①2003年からカードが発行されてきた。年度ごとの発行枚数を明らかにされたい。
また普及率はどれぐらいか。
②住基ネット、そして住基カードにかかった経費はどうか。また国の負担はどれぐらいか。
③今回の条例制定の理由は国が特別交付税で従来の1000円に加えて、更に500円、合わせて1500円措置する。それによってカード普及を図りたい。この通知があったのはいつか。
④カード利用条例を定めている自治体は大阪府内で何市か。今回の総務省の措置によって新たに条例化するのは本市だけか。
<2>発行と更新について
①住民基本カードの有効期限はあるのか。
②あるとすればその理由は何か。
③更新料はいくらか、更新前に市民に通知するのか。住所変更など書換えは無料か。
④すでに500円手数料を払った人からすれば不公平感が生じるのではないか。
⑤未成年者への発行についての規定はどうなっているのか。
⑥対象者は外国籍住民を含んでいない。住基カードによるサービスを拡大すれば、住基カードと関係ない外国籍住民とのサービスの差が開き、不公平感を産むのではないか。
<3>紛失、返却に関して
①カード所有者の責務として、法律上は紛失届、返却義務があるが、これは市民に知らされているのか。条例中に法律に基づき、返却しなければならないとの規定があるべきではないか。
②紛失の場合、法では直ちに紛失届けが義務付けられている。もし、紛失した際に届けなかった場合の罰則はどうなっているのか。
③また紛失した際に、これが悪用された場合の責任は誰が負うのか。
④紛失届けを受理した自治体はどのような手続きをとるのか。
⑤返却されたカードの処分はどうなるのか、この点の規定はあるのか。
⑥これまで返却されたカードはどれぐらいあるのか。
⑦法律では返却について発行先自治体になっているが、政令では転入先自治体でもいいことになっている。こんな矛盾が許されるのか
<4>住基カードについて
①住基カードの利用対象を拡大する際の財政負担は本市の負担になるのか。
②すべての金融機関で住基カードは本人確認の証明として使えるのか。
③法律では発行先自治体に返却、ところが政令では転入自治体でもいい。
<5>住基カードと証明書発行カードとの性格について
①住民票、印鑑証明の発行に関して現在、証明書発行カードがあるが、今回の住基カードとの整合性はどうなるのか。
②証明書発行カードについてどれぐらい発行されているのか。
③また住基カードは有効期間10年とされているが、証明書発行カードには有効期間があるのか。
④また紛失届、返却義務はあるのか。
【今日の動き】 早朝阪急茨木市駅で宣伝行動。夜は「従軍慰安婦」問題の解決を求めての北摂ネットの実行委員会で、24日のプログラムなど最終確認。
今日のyoutube(しばらくは洋楽を中心に紹介しています)
Country Roads - John Denver
山下けいきHP「お元気ですか」はここです。新鮮さに加え、写真の多さ、1000を越えるリンクなど、ボリューム充実です。
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