浪曲師 真山隼人のブログ

浪曲師 真山隼人です。よろしくお願いします。鈴鹿市シティセールス特命大使

12月は。

2017年12月31日 | 浪曲
一年はほんとに早いもんで明日から来年です。
さて、今回は12月の主な行動をかきました。


まず12月1日。ハルカスのスペース9にて浪花亭友歌姉さんの勉強会。
こちらは出演ではなくお手伝いに。
久々に浦太郎師匠にお会いでき嬉しかったです。

↑舞台裏の図。10代で入門したという共通点があります。
45年後の隼人はここまでになれるのか?



続いては10日の百年長屋での「曲師の会 お囃子編」。
沢村さくら姉さんによる人気企画の第11弾。今回は寄席のお囃子の花登益子師匠をむかえて。

浪曲の三味線と寄席の三味線の違いについてをたっぷりと。

↑まず一席目がさくら、益子、隼人による落語風浪曲「二人そば」。
なんと豪華に二丁三味線。しかもお囃子入りです。 12分くらいの自作なので繁昌亭でもできそう。
それにしてもこの写真、二つ目臭がただよってます。


↑二席目が隼人さくらによる「南部坂雪の別れ」。
これ…ほんとに大変でした。以前より二人で「やろうやろう」と盛り上がっていたのですが、
イザ挑戦してみると…。 難しい。というより出来ない。
それこそ本番前の一週間、毎日毎日稽古の日々。何をやっても頭のなかは南部坂で、二人とも夢に出てくるくらいでした。
気づいたことを調整し自分たちなりに工夫を凝らし、本番をむかえました。

出来は…なんとかできたくらいでしたが、これからもやっていきたいです。
共に悩み工夫しあったネタは後に残るなあと思いました。
こうやって華千代先生もみさ子師匠とつくりあげていったんだろうなあ…。

三味線の魅力たっぷりの会で演者も楽しい会でした。勉強になりました。



そして17日が「隼人さくらの大忘年会」を。近所の居酒屋にて。
宴会だけじゃありません。もちろん浪曲もやりました。

大阪では初めての「俵星玄蕃」でしたが、東京の時よりはできたかと思いました。
普段飲んでるところで浪曲って、不思議な…。違和感ばかりでした…。
あんまりない経験といえばないですね、



18日が、道頓堀ホテルにて芦川先生のパーティー。
忠臣蔵の物語を歌で。ということで「俵星玄蕃」を演歌浪曲でやりました。

↑珍しく着流しで一席。遠めにみたら芦川先生か隼人かよくわからないぞ。



最後は21日「浪曲いろは文庫」。
今年最後の一般向けの会。隼人は二席やりました。
一席目が「河内の次郎長」。大師匠のネタを約35年ぶりに再演。
家族を題材にした心温まるものがたり。これができる日が来るとは…。
二席目が「村上喜剣」。
これ、昨年末に挑戦したネタで、昨年末はだいぶ悩み苦しみました。
思えば、年末は二年連続悩んだなあと思いながらやりました。
そして来年もまた年末に悩むことになるかと。
それもまた、楽しいのですが。

という忙しい中に楽しさ満載の12月でした!!!
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