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馬鹿馬鹿しいお笑いに一席お付き合い願います。
猫に小判、犬に論語、馬の耳に念仏、豚に真珠などと申しますな。
人間には貴重この上無くとも、
犬猫どもには、全く有り難味が無いことを言うようですな。
でも、これは人間から見ただけのことで、犬や猫を馬鹿にしてると彼らは言いますな。
つまり、よくよく考えて自然の立場から見ますと、逆のようにも思えるんですな。
小判や論語、念仏に真珠の首飾り・・・
こういうものってのは、人間が考え出したものです。
猫や犬、馬に豚とくれば、これは自然の生き物ですな。
豚は猪でないといけないですがね。
つまり逆に読み解きますてぇ~と、自然界の生き物からみれば・・・・
小判や論語、宗教や宝石なんかは、全く意味がないとも言えますな。
はて、人間って生き物も、元を正せば、猫・犬・馬・猪など哺乳類の仲間です。
自然界に生きるものとして考えるなら・・・・
一日雨風をシノげる家があり、ありがてぇ般若湯を飲める場所があり、
ついでに、可愛いあの娘ともお付き合いできるとなりゃぁ・・・・
これは、あなた、それ以上のことはないってぇもんぢゃぁございませんか?
それを、何を望んで小判だとか、論語だとか、果ては勲章だとか念仏だとか。
池波先生が常々申されているのは、このことでありますよ。
なんだか呑みすぎた末の初夢とは、こんな馬鹿馬鹿しいお噺だったんでございますよ。
しっつれい、申し上げましたぁ~。
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何?オイラにゃぁ可愛いあの娘なんていねぇ?
そりゃ、ご不幸なことでござんすね。
うちの猫なんざ、沢山可愛い娘を持ってますぜ。
雨風はシノいでるし、ま、般若湯は飲めねぇから仕方ねえけどさ。
まごまごしてると、犬猫に笑われるぜぃ、今年はせいぜい頑張ってくんな。
そんなに肩落として歩きなさんな。
ま、ゴシッと下のマークを叩いてから考えようぜ。
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