車検になると楽しみがある。
滅多に乗れない面白い車に出会うチャンスがあるから。
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お世話になってる車屋さんは、いっぱい自動車を持ってます。
屋上の駐車場にも10台以上あり
一階のヤードにも数台はある。
これでも随分整理したのだそうな。
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その中から今回の代車は日産PAOっていう車。
ひじょう~に!
可愛い。
な~んだか探検に出掛ける車みたいな風情がある。
ひょっとしてハリソン・フォードでも
出てこないか?
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メーターや三角窓もいいぞ!
スィッチ類も意外に操作しやすかった。
排気量は980ccくらいか?50馬力ちょっと。
エンジンとしては軽自動車よりは大きいけれど
非力である。
これに5人も乗ったらエンジンが可哀想でやりきれない。
この車の開発当時、日産にはA12型という名エンジンがあった。
排気量1171ccだったかな?
レースでは1300ccにボアを広げて
175馬力/10、000rpmという衝撃的な数値を叩き出した。
どうして・・・このエンジンを搭載しなかったのか・・・
不思議でならない。
開発者の思想に合わなかったのだろう。
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車屋さんとの会話で
これにA12を積んでウェバー・キャブと蛸足つけたら
楽しいだろうねって。
なんだかそんなプロジェクトに参加したくなる銀次郎です。
ステアリング・ダンパーをもう少し強めたら・・・
それで、チョイワル・ベイビーになる。
しかし・・・
開発者はそんな車ぢゃなくて
探検と言う名の夢に浸れるような車を目指したのでしょう。
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クラッチも軽くて
車検の上がった70ランクルを動かそうとして
急激なクラッチ・ミートで
ガックン!と大きなショック。
慣れって恐ろしいものです。
25年前の自動車文化に浸れる車検の楽しみでした。
来年は本物のオースティン・ミニ・クーパーに乗りたいなぁ。
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