![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e4/c1cb81d130e5012b13aeeb770f1b4888.jpg)
孫の喜ぶ顔を少しでも見たいというような年になってしまってさ。
そんなもの買って与えても普段の生活が判らないんだから
意味ないよ!という老妻の声を背に。
ここにも男のロマンと女のリアリズムが
鮮やかな対比を示す我が家である。
:
さて、オモチャ屋さんへ着いてクダンの件を尋ねると・・・
さぁ~てねぇと言う主人の声あり。
要するに我が店にはかかる代物は無いという。
女がオモチャ屋の主人を勤めるというのはいかにも不似合いだ。
オモチャはロマンなのに・・・・
そう簡単に女にロマンが判ってたまるものか!!
クソ。
:
せっかくオモチャ屋へ来たのだから何かないものだろうか?
と、キョロキョロ見渡しているうちに
これわ!BJではないか?
ブルーに塗られたBJ
屋根は白だ。これはロマンだぁ~。
1980円也という。
ちょっとまってよ、おばさん。
隣の同じメーカーのオモチャ車が3割引で売ってるぢゃない?
オイラ:これも3割引にしてくんないかな?それならすぐ買う!
おばさん:しばらく考えてから、よござんす。3割引きましょう!
えらい!
で、1380円也でGET!!
嬉しいねぇ。
これで三台目のBJオーナーになったぜぇ。
今まではカボチャ色のBJが二台だけだった。
車のダッシュボードに飾ってるんだ。
これに水色のBJが入れば大三元だぞ。
:
すっかり孫のことなんか忘れてしまいました。
帰宅して古女房が言う。
孫だ孫だといいながら結局自分のオモチャ買って来るお爺さんなんだから・・・と。
うるへぇ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあそんなもんですよね。
よくあることですかねぇ。
確かに普段一緒に暮らしていない孫が欲しがるものが
いったい何なのか・・・判りませんよね。
結局一番判ってる自分の欲しいものになってしまった。
話変わりますが、昔から玩具などの販売戦略は子供だけでなく、親心をくすぐるものでしたが、最近は殊に顕著になっているように思います。
最近良く売れている図鑑シリーズなんかも大したものです。戦隊シリーズも凄い。大人が十分に満足できるように、こっています。
モノが売れなくなった昨今(本当は、趣味の集中化)、人の消費行動をしっかり見据えたマーケティングは会社が生き残る生命線ですね。
オイラはこの学芸会とか運動会ってのが苦手でした。
何か、子供の能力を越えたものを求められてるような気がしまして。
マーケティングっての、本当に難しいと思います。
当たるも八卦、当たらぬも八卦みたいで。
やっぱり、マーケティングが当たらないと会社では
叱られるんでしょうね。参るな。