いくらなんでも90kmものダートを老妻を伴って走破する訳には行きません。
とりあえず家を出て・・・193号線を1時間で徳島吉野川へ。
今日の吉野川水量はまぁまぁ。
脇町から吉野川沿いに左折します。
山川町から山へ入り倉羅峠を越えて
神山町役場横で一休み。
家から2時間近く経っております。
役場前は鮎喰川。
ちょっと下ってからいよいよ核心部へ突入です。
鮎喰川を右に渡り込んで狭い山道に入ります。
神通谷川にそってどんどん上がります。
このあたりずいぶん整備されて走り易くなりました。
やがて岳人の森というレストランを経て
土須峠です。標高1000mの峠です。
雲早トンネルを抜けますと剣山スーパー林道に入ります。
木沢へ下る道と本格スーパー林道の分岐に看板があります。
これによると高知県へ抜ける林道は途中通行止めになってます。
高瀬峡を下って四足トンネル越えて高知南国インターから高速で帰る予定でしたが
木沢の四季美谷で昼食にして
再びスーパー林道へ上がりぐるっと回って帰ることにしました。
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すぐに地蔵谷の出合いが遠望できます。
四季美谷温泉へ向かう途中は沢谷川です。
ここのアマゴは日本一と言われておりますが食べたことがありません。
沢谷川はシーズンには釣り人でいっぱいです。
岩が荒くて危険な雰囲気です。
落ちたら骨折は免れないでしょう。
大きなモミジの木が沢に映えて美しく紅葉しております。
やがて日本百名瀑に挙げられた大釜の滝横を通ります。
もう10年も前になりますか・・・
この釜からの流れ出しで秋に40cmをはるかに超える
アマゴの産卵光景を目撃してびっくりしたことがあります。
ここから四季美谷温泉はすぐです。
以前はもっと上流にあったのですが何年か前に新築されて
今の場所へ移動しましたが・・・
すべてにおいて風情を失いました。
但し、ここの昼食で渓流丼というアマゴの天丼は美味しかったぁ!!
800円也ですがお勧めです。
天丼を食べてから川原に下りてパイプをくゆらせて
渓を覗き込みますと・・・
なにやら怪しい雰囲気が漂います。
居ます!なにやらが。
たぶん、大きなウグイだと思われます。
温泉下の景色です。
さぁ~ここからは帰路につきましょう。
四季美谷温泉の前を流れる槍戸川沿いに上流を目指します。
しばらく行きますと右に上がる林道が出てきますので
ここを右折してうんこら、うんこらとスーパー林道を目指します。
オイラの黒狸犬号はリキがなく
ほとんど3速にギアを入れてうんうん言いながら上がります。
もう一息ぢゃ!ぐあんばれぇ黒狸!!
よいこらしょと上がりこむとオフロードのスーパー林道です。
ここを右に入り込んで午前中に分岐したところまで戻るのです。
このあたりは川成峠(こうなろ)と言いまして・・・
スーパー林道は四国山脈の尾根道を走りますので
この北側は穴吹川の源流へ落ち込んでいます。
次の写真は峠から南を展望したところです。
この山のさらに南側の谷は木頭です。
ここでしばらく良い空気を吸いましたが
もう寒いですねぇ。
ここからはオフロードをしばらく走らねばなりません。
途中で黄色いファンシーなミニに出会いましたが
ミニで気分良く走れる道ではないのでえれぇ苦労してるように
お見受けしました。
ご苦労様です!!
やがて「徳島のヘソ」と書かれた看板が立っております。
な~るほど。
ここからは天気が良ければ大鳴門橋が見えるというのも頷けます。
遠景の明るい部分は徳島の町なのでしょうか。
ここからはファガスの森を通って
沢谷川沿いに出ました。
後は来た道を折り返すだけですから時間は掛かるけど
楽に帰宅できました。
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剣山スーパー林道の紅葉は終わりかけておりますが
まだ綺麗なものでありました。
クソ長いブログで恐縮です。
m(_ _)m!!
11月連休に下呂温泉に行きますが、その時期は紅葉も終わり、落ち葉が道脇や山の歩道にぎっしりと。山道を歩くと、落ち葉がふんわりと足をつつんでくれる。木の根っこは落ち葉のおかげで寒さを少しでも和らげてもらえる。
さあ、これからの厳しい冬を乗り越えて、来春生命力溢れる新緑で活力を与えて下さい、そんな心境です。
分かれてるんですね?
一度だけですけど飛騨金山というところへ行ったことがあります。
有名な釣師の方が経営されてる宿に泊まりました。
落ち葉がふかふかに積もった小道を歩くのは気持ちが
良いですね。
そういうのがこの季節の道だと思います。
明日くらいからが高の瀬峡の紅葉が見頃になるようです
まもなく全線冬季通行止めになりましょうから。
高瀬峡は今年は断念します。