ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

いらいらする話

2012年11月05日 09時21分06秒 | 日記

 

基本チェックリストなるものがある。

Googleなどで検索して欲しい。

これは厚生労働省が作った高齢者のレベルチェックに用いられるもので

実は地方自治体の定期健診にもこれが使われている。

よく見ると・・・

なんだかオイラも自信が無いような項目が下のほうに並んでる。

いわく

21 (ここ2週間)毎日の生活に充実感がない1. はい0. いいえ

22 (ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった1. はい0. いいえ


23 (ここ2週間)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる1. はい0. いいえ


24 (ここ2週間)自分が役に立つ人間だと思えない1. はい0. いいえ


25 (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする1. はい0. いいえ」

 

などという項目だ。

こんな項目を見るとオイラみたいな悲観主義者は

たいてい悪いほうにチェックがついてしまう。

で、

まともに「はい」と書き込んでしまうと

掛かりつけのお医者様からは

「ハイ」と書き込んだらいかんでぇ~と叱られた。

精密検査の対象になるかもしれんぞ!なんて言われるのである。

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昨今の崩れ落ちたような政治と今の日本を憂えれば

どうしても「ハイ」になってしまうぢゃないの?

お役所ってどうしてこうもジュッパひとからげみたいな項目を

考え付くのか不思議でなりませんな。

超高齢化社会になりつつある日本では

年寄りと言っても色んなレベルがあるので

単純な項目にチェックを入れるだけで高齢化のレベルを

判断できるはずもなく

もう少し知恵を出してもらいたいものと思う。

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似たような話でどうにも我慢ならないのが

ゴミの分別基準だ。

わが町では・・・・

<燃えるゴミ>・<資源ゴミ>・<缶ビン/ペットボトル>・<不燃ゴミ>・

<新聞紙/ダンボール>・・・

などという分別基準があって月曜日は何、火曜日は何・・・と決まってる。

それがカレンダーのようにこと細かく書いてあって

老眼鏡を振りかざさないと良く見えない。

大体においてだね。

”燃えるゴミ”と定義すればさ。

燃えるものはすべてこの中に含まれなくては

論理学的整合性が取れないぢゃないか?

”燃えるゴミ”という定義には一番燃えやすい<新聞紙/ダンボール>が

含まれてない!!

”不燃ゴミ”の定義も然りである。

この中に缶ビンが何故入らないのか?

役人がゴミ処理業者の都合の良い理屈で分類軸を定めるからこうなるのだ。

Tax Payerたる市民の立場に立って考えていない!

こんな分類学は老人の脳味噌を痛めつけるものに他ならず

頭の悪いオイラはこのカレンダー見るだけで

吐き気がする。

ほとんどのご家庭の主婦の方々はこの難解な基準を

キチンと頭に入れていて・・・

間違いなくゴミを出すのだから驚くではないか?

これは男と女の頭脳構造の差異から来るものなのか?

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いずれにせよ

こうして日本国民の頭脳にはエントロピーが充満していき

まっとうな議論が通用しない社会が形成されていくのだ。

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
分別 (和三郎)
2012-11-05 14:18:38
ペットボトルなんか粉砕されてすべて中国へ輸出される
日本では再生するとコストがかかり過ぎて新しく作った方が安いらしい
燃料を使って中国へ運び再生する
無駄の極みです!
燃やしてしまった方がよっぽどまし
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RE:分別 (ginjiro)
2012-11-06 08:05:44
そうなんですか?

なんだか面倒くさいし、もったいなくもあるような話ですね。

ゴミの問題は奥が深いなぁ。
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