ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

プロフェショナル

2013年09月27日 09時07分56秒 | Jazz

 

香川県のほぼ中央に国分寺というところがあって、なんでも太鼓の名所なんだそうだ。

太鼓に名所なんて言葉が合うのかどうか怪しいが

太鼓を叩くことにかけては並々ならぬ情熱を傾ける土地柄とでも言うのだろう。

幾つもの太鼓演奏集団が存在して

本当に幼い頃から研鑽を積んでいるという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最初は子供の太鼓なんかあんまり聞きたくも無かったんだが・・・

ジワジワとその気になって出掛けることにした。

古い民家をバックにして大小さまざまな太鼓が準備される。

そこへ揃いの衣装も凛々しく少年・少女が登場。

笛の流れに乗った鮮やかなバチ捌きには驚嘆しました。

緊張した構えから瞬時に打ち始める流れの素晴らしさ。

まるで富樫雅彦のドラミングの立ち上がりそっくりです。

太鼓によって、まったく変わる足捌き。

達人の日本舞踊に似て寸分の隙もありません。

少年達の鐘の合いの手も鮮やかで・・・

太鼓を聴くというよりも

演奏するスタイルに秘められた長年の鍛錬の跡を凝視しておりました。

そして彼等が心から楽しそうに太鼓を叩く姿に

未来の明るさが透けて見えたような気がしたのでした。

日本の音楽も素晴らしいですね。

良い季節になってまいりました。

今日も皆様にとって良い一日でありますよう祈ります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


最新の画像もっと見る

コメントを投稿