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古い言葉でいう按摩
今はマッサージと言いますね。
渓流釣や登山なんかのあとは結構筋肉疲労が残ります。
これを素早く取り去っておけば
さぁ~次は何処行こうか?と元気が湧いてきます。
で、按摩屋さんへ出掛けて揉んでもらうことも多いんですが・・・
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マッサージをするにしても
ただ力任せにグイグイ押されても痛いだけで
そうそう気持ちの良いモノではない。
:
凝っているツボにぴたっと親指が当ったかと思うと
グイ~ンとじんわり押してくる。
う~んむぅ・・・
揉まれる方は思わずため息が出てヨダレだ垂れるほど気分が良い。
それを30分もやってくれると
実に疲労が取れていく。
こんな揉み方が出来るマッサージ師ならお客もつくでしょうが・・・
ゴリゴリ・・・
力は強いがツボに無関係に押しまくる人には
揉んで欲しくないな=と思うよね。
却って揉まれる方は、またぞろ痛くされるんぢゃないかと
身を硬くしてしまって
揉まれる前より疲れちゃうなんてことがある。
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植木屋さんにしてもセンスの良い庭師が手入れした庭は
おお~綺麗になったぞ!と
感動するがヘボ庭師がやるととんでもないことになる。
彫金なんかもそうだし
料理もしかり。
いずれもセンスの良さというものがないと
顧客満足度は低下してしまうのであります。
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しからば、センスのよさとは何か?
勿論最低限の技術的レベルがあることを前提にして。
つきつめて考えてみると
やはり顧客の立場をトコトン追求することにその原点がありそうだ。
そこから良いセンスが生まれてくるのではないだろうか?
お客というものがある以上・・・
絶対的なモノの見方というものはあり得ません。
常に自分の仕事を媒介として顧客の満足度を最大にするという
ゴールを目指すのがプロなんだろうと思うわけです。
顧客の感性とプロの感性の相対が高い次元でマッチするところに
センスの良さというものが燦然と輝く。
そういうものだと思うのであります。
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