赤目のう～やん

鏡で見ると、向かって左側の白目の部分が真っ赤ぢゃないか！

こんなことになるのは生まれて初めてだったので、オイラもオニョろいたな。

いわゆる、赤目の兎（う）～やん状態だ。

指でアッカンベーをしてみると、隠れていた白目の部分に血が溜まってるぞ！

連日の痛飲がコタエたか・・・

ホントは魚釣りに行こうとおもってたんやが、脅かされて眼科のお医者へ。

いやぁ～。目医者というところも、凄い。

来てるのは爺さん、婆さんばっかりだ。オイラが一番若い患者では？

朝の９時過ぎだってのに、もう１５人も、椅子に腰掛けて順番待ちよ。

目医者も床屋と同じで、じっと爺婆を待たしてはおかんもんやね。

それ、視力検査だの、ほれ、眼球の硬さ（？）調べだ、ほいきた、眼底のチェック

だのと、退屈させない仕掛けが待ってるぜ。

真ん中にグリーンの小さな光源があるトンネルみたいの、覗いてたら、

レンズ掃除用の「ぱふっっ」って奴みたいなので空気を当てられる。

生まれて初めて目医者へ来たもんで、びっくりしましたな。

何人か前のお婆さんなんか、凄かったぜ。左目に３種類、右目には２種類の目薬が

処方されてたな。ほんでもって、おばあさん、どの目薬差したら良いのかわかんなくなってたわ。

やがて、オイラの番になって・・・

お医者曰く、これは単に毛細血管がこすれて切れたことによる出血ですだって。

そりゃぁ、そうに違いなかろうが、なんでこんなになるのかという肝心なところは

言わないんだな。こすれて切れたなんての・・・ピンとこねぇな。

こすった覚えなんかないし、覚えも無いのにこすって切れるんなら、しょっちゅう

赤目のう～やんになると思うんだがなぁ。生まれて初めてなんだぜぇ。

肝臓が悪くなって、目に来てるとか、激しい運動をし過ぎて目に来たんだろ・・・とか。

なんか、もっともらしいことを言うのがお医者ぢゃなかったっけ？

こんなんなら、今日釣りに行ってれば良かったな！

なぁ～赤目のう～やんよ。

本当は重篤な病の前兆では？とオイラは疑ってるんだがな。

原因がさっぱり判らぬまま、目薬も貰わずにハイ、それま～で～よ～。