あの空の向こうに・・・

音楽 自然 日々の出来事 
感じるがままにつづっていきます

かぜのでんわ 大槌からあの空へ

2014-10-16 21:20:29 | 日記
岩手県大槌町にある「風の電話」
線はつながっていない



大槌町吉里吉里

会えなくなってもしまった人に、空に向かって心の中からそっと伝える電話ボックスがある事を知ったのはついこの頃


この話をもとに描かれた絵本
いもとようこ作「かぜのでんわ」

読んでいて、泣けて 泣けて

切なくて切なくて
温かくって
心がポカポカして


限りある命の中で
みんなその時々 その瞬間 を生きてきて


この本に出会って、「千の風になって」の歌が離れなくなってしまって。

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています



被災地大槌町
私も、ここで生活していた親しい人たちとの別れがあった。

新芽がでる頃 この地を訪れ、この電話から 空に向かってお話したいと思う

「ありがとう。お元気ですか?」


心の復興
子供たちに音楽をと 「エルシステマ」が大槌町でスタート

ふるさと科 大槌町内の小、中学校で、全国に例を見ない取り組みが進んでいる。子どもたちに、震災で失われた郷土を見つめ直してもらい、復興への力にしたいらしい。2015年4月に完全導入される予定みたい


その反面、高台に新設予定の小中一貫校「おおつち学園」(仮称)は、資材の高騰 人手不足の為、開校が当初の予定より半年以上遅れる事になったらしい
復興公営住宅の建設も進んでいない。


2020年オリンピックに向けて建設ラッシュになり、21年ぶりの資材高騰 、人手不足が続いているとの事

東京が潤う代わりに、被災地が犠牲になるなんてことのないよう願いたい。