あの空の向こうに・・・

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町田樹初演「極北」 一つの人生

2014-10-27 03:53:58 | フィギュアスケート
スケートアメリカ
舞台の幕が上がった。
スケートリンクという舞台にさまざまなドラマが繰り広げられた。

初演

極北というテーマを上げ、理由は観て感じて欲しいと町田樹

ショートプログラム「ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲」
ロベルト シューマン作曲

非恋の極北
地の果てまで行っても実らぬ恋
でも実らなくても思い続け、愛し続ける

その世界観を町田樹がこの3分弱で見事に演じきった

そしてフリー
ベートーヴェン第九交響曲

栄光 挫折 失恋 難聴
苦難の連続だったベートーヴェン
詩人シラーの「歓喜に寄す」を曲にしたかったベートーヴェンは、最後の交響曲第9番で実現

苦しみの第一楽章
町田樹が、悲しげに舞う。
そして、第四楽章
幸せの喜びの歌

困難の先には、必ず喜びがある。
幸せがある。
これは、ベートーヴェンからのメッセージであり、町田樹が舞いたかった世界観

ショート フリー合わせて一つのプログラム 一つの人生

これこそアーティストとして、アスリートとして演じたかった町田樹の世界

これこそ「極北」

すごい世界
今年のマッチは凄すぎる

そして、マッチがどんどんイケメンになっていく
自信が顔に現れてきたって感じ

人間ってホント成長する生き物なんだなあ

羽生結弦の「オペラ座の怪人」の幕開けが待ち遠しくて仕方ない