またしても某所からのコピペですが、残しときます。
2004年11月21日
京都11Rマイルチャンピオンシップ
去年は「追い込み馬の競演」としてデュランダルを推せたが、
果たして同様の理由で無条件で推していいのか?
ここ4戦安定して追い込みが届いているように見えるが、これを簡単に
安定と言うのには疑問があると思う。
ふと目に入ったのは一昨年のマイルCS。デュランダルは後方一気
戦法で届かず10着。ラップを見ると、
12.3-10.6-11.3-11.8-11.8-11.6-11.5-11.9
と、最後5F特に凹凸のない平均的な流れ込みの形であることがわかる。
対して去年のマイルCSのラップは、
12.4-10.7-11.3-11.6-11.6-11.2-12.1-12.4
と、残り3F目までの速い流れが突然12秒台になっている。つまり、先行
馬の急激な失速があったことを意味する。そして、高松宮記念、
スプリンターズもきちんと最後の1Fが12秒かかる競馬となっていた。
つまり、デュランダルは最後の1Fきちんと時計がかかってくれることが
必要条件なのではないか?という疑問を持てる。
去年はギャラントアロー+マグナーテンで前2頭が引き離す流れを作り、
なおかつ池添も4角からきちんと動いているが、今回はマグナーテンは
いない。さらにギャラントが逃げ、デュランダルが追い込みというはっきり
し過ぎている構図が出来上がり過ぎている。激しい競馬の可能性という点
では去年より劣るのではないかと思う。つまり、平均的に脚が求められる
展開を想定できる。
勿論、基本的に追い込み有利なレースには変わりないが、ここまで無条件に
信頼されるデュランダルというのも危うい感じがする。
では、替わってピックアップする馬は、やはり平均ラップ持続に最も耐え得る
方向の馬を考えるべきだと思う。そこで、◎マイネルモルゲン。
この馬、良績は中山マイルが中心。その中でも平均的なラップの良績をきちんと
持つ。また、阪神のポートアイランドS(03年)も全て11秒ラップを刻む
平均ラップレースであった。京都マイルはデイリー杯3着のみの実績で、
京都ポテンシャルも未知の部分ある。
○以降はきちんと京都実績を示している5速のある馬を。マイソールサウンド
は京都ポテンシャルは高いが、必ず最後1F時計かかる流れでの勝利。この
流れだとデュランダルに仕切られる可能性がある。
ラクティだけは不明。ただ不器用タイプで5速は有る可能性は十分あるので、
拾っておく。
◎13.マイネルモルゲン
○ 5.ファインモーション
▲ 7.デュランダル
注 3.ラクティ
△ 8.テレグノシス