さあ、ダービー。楽しみましょう。
東京10R日本ダービー(東京優駿) B
では、いつものお言葉から。
「ダービーはスケール勝負だ。」
「2着以内は重賞勝ち馬のみ。」
今年もこの格言を活かし、馬券に取り組む。
皐月賞があんなことになってしまった。そう、激流に次ぐ激流。先行馬完全壊滅。追い込み馬天国。ここまで極端な内容になってしまうと、展開面の有利不利をきちんと計算しておかないと、表面上の着順だけ見ていたら痛い目に合いそう。これはみんな考える所。
他のトライアル組としては、青葉賞が時計平凡、プリンシパルはまずまずの時計。NHKは同じハイペースでも前残りを誘発するハイペース。これで園田以外の前走を全て押さえることができる。
では細かい各レースの評価を各馬の評価の中に入れ込んで、印を晒していこう。
本命は、18アンライバルド。理由としては、とにかく一番「強い」。ごちゃついてコースロスがあったりしたらどうなるだろうと踏んでいた皐月賞で展開を利したとはいえ圧勝。抜け出すときの加速力のすごさは周りが相当止まっていることもあるから騙されすぎてもいけないが、どうしても目を見張るものがある。気性面の問題であっさり弱メンバーに負けたことがあるが、ここ2戦の内容から考えるとどう考えても世代一番の実力馬。奇をてらわないのがダービー予想なのだから、本命はこれ以外にはないと思う。
ただし。ただし皐月賞を再度見直した時にやはり感嘆したのが、対抗、7ナカヤマフェスタだ。3~4角で10アントニオバローズと共に動き、外からの追い込み馬達に飲み込まれた形だが、良く見るとそんなに脚を使わされながらも最後の最後まで伸びて、自分より先行していた馬はきちんと交わしている。これが体調不安でトライアルを使えず、いきなりぶっつけで皐月賞に行った馬のパフォーマンスかといわんばかり。叩いてさらに上積みがあれば、ひょっとしたら予想外に最後まで止まらず、先頭で、、というのも妄想ではないかもしれない。もちろん、フィジカルを単純に比べれば、まだ18アンライバルドのそれには至らないというのは浮かぶのであるが、それ以上に競馬に対する根性、これが抜けている。
同じく動いた10アントニオバローズも結構すごい。7ナカヤマと同じくキャリア4走目で激流に逆らうマクリ、それでいて着をまとめきった能力。追ってのキレというよりもスタミナで脚を長く続けることが合っているだけに、実は周りが強いほど真価を発揮するタイプの可能性もある。そして、今年この馬が唯一の初見。プリンシパルから、なんてローテは確かにこれまでなかったが、しかし、きちんと重賞勝ち馬で、権利確定の為に出ただけ。なら、いいんじゃないだろうか。
9ジョーカプチーノを惑星に。前述だが、前走の時計は相当優秀。展開面としては人気馬が取り合わなかった結果とも言えるが、時計対応できる能力と指数は全く見劣りしない。あとは急遽ダービー参戦でどこまでやれるのか、だけか。
2アプレザンレーヴも2月の500万の時点ではダービーを意識した馬。スケールがあり、走りもクレバー。しかし、毎日杯で明らかに一度下がっていた。青葉賞ではそれほど問題なかったと聞いているが、レースの内容的に相手恵まれ感が否めず。地力でこの舞台で何とか出来るかというと・・・少し微妙ではないのか。11セイウンワンダーも前走は恵まれ感があるが、腰が良くきちんと展開に対応できるという面はセールスになりえる。人気落ちなら。
あとは1ロジユニヴァース。確かに前走の敗因は不可解。体はスケールに満ち溢れていたようだし、あれほどまでに止まる内容でもないはず。しかし、基本的にはキレというよりも脚を長く使わせてどうこう、という馬。府中の真っ向2400勝負というのは分が悪いような気もする。しかし、スケールがありそう・・・これだけパドック待ちとさせて下さい。
以下、消し馬。何度も何度も何度も書いているが12リーチザクラウンにスケール感など感じたことがない。薄身ですっきり、という無駄のなさはセールスだが、自分から展開を背負っていくような競馬で何かできる訳がない。メイチ消しを続ける。16トライアンフマーチは確かに流れに乗る能力があるということも言えるが、やはり展開恵まれという感がアリアリ。自分で坂を上って、自分で伸びる必要のある府中でどうこういう器じゃないし、重賞未勝利です、はい。8ブレイクランアウトもスケールをまったく感じない、キレだけでなんとか、という差し馬。ダービー勝つにはもっとセールスポイントが必要だと思う。
まとめ、もちろん勝ちを意識できるのは18アンライバルド。ただし根性の非凡性で7ナカヤマフェスタの逆転がほんの少しだけ有り得るのかなと思う。
いいレースを期待したい。
◎18アンライバルド
○7ナカヤマフェスタ
▲10アントニオバローズ
☆9ジョーカプチーノ
△2アプレザンレーヴ
△11セイウンワンダー
注1ロジユニヴァース
東京12R目黒記念 D
過去暦見ると先行馬優位。勝ち馬は格があるタイプで長く脚を使えるかどうかの勝負。格が必要な勝ち馬としてはここは5ジャガーメイルを狙う。香港3着は惜しい内容であったし、東京コース相性ピッタリ。スクリーンヒーローを下した実績もある。
ヒモは捻る。17ワンダームシャは芝なら極端にパフォーマンスが上がるようになってきた馬。前走だけ走れればハンデで可能性充分。16ハギノジョイフルもスタミナ本位タイプで。9ニホンピロレガーロは前走で時計対応も出来、走れる範囲が広がっている印象。
◎5ジャガーメイル
○17ワンダームシャ
▲16ハギノジョイフル
☆9ニホンピロレガーロ
△6ホクトスルタン
△12トウカイトリック
東京10R日本ダービー(東京優駿) B
では、いつものお言葉から。
「ダービーはスケール勝負だ。」
「2着以内は重賞勝ち馬のみ。」
今年もこの格言を活かし、馬券に取り組む。
皐月賞があんなことになってしまった。そう、激流に次ぐ激流。先行馬完全壊滅。追い込み馬天国。ここまで極端な内容になってしまうと、展開面の有利不利をきちんと計算しておかないと、表面上の着順だけ見ていたら痛い目に合いそう。これはみんな考える所。
他のトライアル組としては、青葉賞が時計平凡、プリンシパルはまずまずの時計。NHKは同じハイペースでも前残りを誘発するハイペース。これで園田以外の前走を全て押さえることができる。
では細かい各レースの評価を各馬の評価の中に入れ込んで、印を晒していこう。
本命は、18アンライバルド。理由としては、とにかく一番「強い」。ごちゃついてコースロスがあったりしたらどうなるだろうと踏んでいた皐月賞で展開を利したとはいえ圧勝。抜け出すときの加速力のすごさは周りが相当止まっていることもあるから騙されすぎてもいけないが、どうしても目を見張るものがある。気性面の問題であっさり弱メンバーに負けたことがあるが、ここ2戦の内容から考えるとどう考えても世代一番の実力馬。奇をてらわないのがダービー予想なのだから、本命はこれ以外にはないと思う。
ただし。ただし皐月賞を再度見直した時にやはり感嘆したのが、対抗、7ナカヤマフェスタだ。3~4角で10アントニオバローズと共に動き、外からの追い込み馬達に飲み込まれた形だが、良く見るとそんなに脚を使わされながらも最後の最後まで伸びて、自分より先行していた馬はきちんと交わしている。これが体調不安でトライアルを使えず、いきなりぶっつけで皐月賞に行った馬のパフォーマンスかといわんばかり。叩いてさらに上積みがあれば、ひょっとしたら予想外に最後まで止まらず、先頭で、、というのも妄想ではないかもしれない。もちろん、フィジカルを単純に比べれば、まだ18アンライバルドのそれには至らないというのは浮かぶのであるが、それ以上に競馬に対する根性、これが抜けている。
同じく動いた10アントニオバローズも結構すごい。7ナカヤマと同じくキャリア4走目で激流に逆らうマクリ、それでいて着をまとめきった能力。追ってのキレというよりもスタミナで脚を長く続けることが合っているだけに、実は周りが強いほど真価を発揮するタイプの可能性もある。そして、今年この馬が唯一の初見。プリンシパルから、なんてローテは確かにこれまでなかったが、しかし、きちんと重賞勝ち馬で、権利確定の為に出ただけ。なら、いいんじゃないだろうか。
9ジョーカプチーノを惑星に。前述だが、前走の時計は相当優秀。展開面としては人気馬が取り合わなかった結果とも言えるが、時計対応できる能力と指数は全く見劣りしない。あとは急遽ダービー参戦でどこまでやれるのか、だけか。
2アプレザンレーヴも2月の500万の時点ではダービーを意識した馬。スケールがあり、走りもクレバー。しかし、毎日杯で明らかに一度下がっていた。青葉賞ではそれほど問題なかったと聞いているが、レースの内容的に相手恵まれ感が否めず。地力でこの舞台で何とか出来るかというと・・・少し微妙ではないのか。11セイウンワンダーも前走は恵まれ感があるが、腰が良くきちんと展開に対応できるという面はセールスになりえる。人気落ちなら。
あとは1ロジユニヴァース。確かに前走の敗因は不可解。体はスケールに満ち溢れていたようだし、あれほどまでに止まる内容でもないはず。しかし、基本的にはキレというよりも脚を長く使わせてどうこう、という馬。府中の真っ向2400勝負というのは分が悪いような気もする。しかし、スケールがありそう・・・これだけパドック待ちとさせて下さい。
以下、消し馬。何度も何度も何度も書いているが12リーチザクラウンにスケール感など感じたことがない。薄身ですっきり、という無駄のなさはセールスだが、自分から展開を背負っていくような競馬で何かできる訳がない。メイチ消しを続ける。16トライアンフマーチは確かに流れに乗る能力があるということも言えるが、やはり展開恵まれという感がアリアリ。自分で坂を上って、自分で伸びる必要のある府中でどうこういう器じゃないし、重賞未勝利です、はい。8ブレイクランアウトもスケールをまったく感じない、キレだけでなんとか、という差し馬。ダービー勝つにはもっとセールスポイントが必要だと思う。
まとめ、もちろん勝ちを意識できるのは18アンライバルド。ただし根性の非凡性で7ナカヤマフェスタの逆転がほんの少しだけ有り得るのかなと思う。
いいレースを期待したい。
◎18アンライバルド
○7ナカヤマフェスタ
▲10アントニオバローズ
☆9ジョーカプチーノ
△2アプレザンレーヴ
△11セイウンワンダー
注1ロジユニヴァース
東京12R目黒記念 D
過去暦見ると先行馬優位。勝ち馬は格があるタイプで長く脚を使えるかどうかの勝負。格が必要な勝ち馬としてはここは5ジャガーメイルを狙う。香港3着は惜しい内容であったし、東京コース相性ピッタリ。スクリーンヒーローを下した実績もある。
ヒモは捻る。17ワンダームシャは芝なら極端にパフォーマンスが上がるようになってきた馬。前走だけ走れればハンデで可能性充分。16ハギノジョイフルもスタミナ本位タイプで。9ニホンピロレガーロは前走で時計対応も出来、走れる範囲が広がっている印象。
◎5ジャガーメイル
○17ワンダームシャ
▲16ハギノジョイフル
☆9ニホンピロレガーロ
△6ホクトスルタン
△12トウカイトリック