きまぐれ、かっちゃんねる。

福知山生まれ。北近畿全域に出没中。
自分の手で作り、育てることの素晴らしさを
ずっと忘れずにやっていきます。

土三寒六常五杯

2009-06-15 00:03:39 | グルメ

蕎麦を打ちたくなって「そば粉」を探し回ったけど、

業務スーパーにもジャスコにも売ってありません。

しかたなく、うどん打ちに変更。

天気がいいので、ポッキーのいる庭のベンチの上で製作開始。

 

4~5人前分の材料は

・中力粉 500g

・塩    29g

・水    240g

・打ち粉(薄力粉) 適量

 

前半のポイントは塩水の入れ方と捏ねる回数、寝かし時間。

そして塩加減、水加減。

5gの塩の増減でも違ってきます。

 

「日本三大うどん」って3つ言えますか。

1.讃岐うどん(香川県)
2.秋田県の稲庭うどん
3.群馬県の水沢うどん

 

この中でも王者というべきうどんは、言わずと知れた「讃岐うどん」ですが、讃岐うどん規約というのがあるそうで

・手打ちまたは手打ち式の「うどん」
・水分が40%以上
・熟成時間2時間以上
・茹で時間15分以内

 

讃岐うどんを捏ねる水には季節によって配合が変わるそうでこの配合を

「土三寒六常五杯」と呼ぶのだそうです。

土(夏の土用の日などの暑い時期)→塩水1:水3

寒(寒い時期)→塩水1:水6

常(つねの時期、つまりそれ以外の時期)→塩水1:水5

うどんは気温の変化に敏感で、それを水加減・塩加減・熟成時間が大事。暑いと柔らかくなり、寒いと逆に硬くなりすぎてしまいます。そこで、夏は食塩の量を調整するわけです。
ただし、昔の塩は塩田で作られていたので、ミネラル分や不純物が多く含まれていていました。(いわゆる美味しい塩です)
現代の塩で作った塩水のほうが、塩分濃度がかなり高くなってしまうので要注意です。



  

 

         

 

 ユーヤが芝刈りをはじめました

 

 

完成です!コシがあって美味しかったのですが、

切るときの打ち粉が少なかったのが失敗

 

ところどころ、麺どうしがくっついています。

 

他のメニューは

庭に生えていた「明日葉の胡麻あえ」

七輪でほったらかしクッキング「ゆで豚」

奥様のリクエスト「鉄火丼」