「本屋大賞」ってご存知ですか?
キャッチコピーは
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本」
全国の新刊書店の店員ならだれでも
選考資格が与えられる文学賞です。
2004年から始まったのですが、
この年、ボクもエントリーしました (^.^)
(ボクが選んだのは2位でしたが・・・)
「2010年本屋大賞」の発表会が、
4月20日、明治記念館にて行われました。
今回は1157人もの書店員がエントリーし、
一次投票には全国323書店より385人、
二次投票には304書店より350人もの投票がありました。
(二次投票は、ノミネート作品をすべて読んで
ベスト3を推薦理由とともに投票するんです)
その結果、2010年本屋大賞に、
『天地明察』冲方丁著(角川書店)が決まりました。
物語は江戸時代、日本で最初の暦を作成した渋川春海こと二代目安井算哲の話。時代小説好きにはたまらない人名がちらりほらりと登場します。天と地を数字で明らかにする世界。いかにして大和暦が誕生したか・・・。日本文化を変えた大いなる計画を、個の成長物語としてみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説です。