9月7日は、語呂(ごろ)合わせで「コロナの日」(ウソです)。9月9日は「救急の日」(本当です)。コロナ禍で救急車の出動要請は、ひっきりなしとか。救急隊員の皆さん、本当にご苦労様です。
こんな時期は、幼いお子さんをお持ちのご家庭も、子どもがケガをしないように、病気にかからないようにと、さぞ気を使っていることでしょう。当の子どもたち自身も、外遊びを制限されてストレスがたまり、発散したいに違いありません。
どんな環境下であれ、子どもをのびのびと育てたいと願うのは、親心です。
しかし、子どもを守ろうとするあまり、ついつい「ダメ」という言葉を無意識に乱発していませんか? 頭ごなしにダメ、ダメと言われ続けると、子どもは委縮(いしゅく)して本当にダメになってしまうということです。
そうは言っても、私自身も頭では分かっているつもりなのですが、孫が訪ねてくると、ケガをされてもいけないので、つい「危ないから、それはダメ」などと言ってしまいがちです。
そんな私に、娘が教えてくれました。「日本語のダメは語気が強いので、ノンノンと言うことにしている」と。たとえば、孫が食べ物を手づかみにしようとすると、娘が「ノンノン。〇〇ちゃん、スプーン使って」という具合です。
禁止の意味は同じでも、ノンノンは確かに響きがソフトです。幼子(おさなご)をのびのびと育てるなら、なるほど「ダメ」より「ノンノン」がお勧めです。
え? 日本人なら日本語を使うべきですか? 分かります。でもね、テレビに出て「マジ」「メッチャ」「ヤバい」しか言えない芸能人(芸も能もないのに芸能人ですか)のアレが日本語ですか? 正論はあの人たちに言ってくださいよ。耳障(みみざわ)りな日本語より、フランス語の方が、よほど教育的ですね。
魔の2歳児になった孫が「ノンノン、ママは ΔΦ⊃ΘΞ×τи‣・・・」と懸命(けんめい)に自己主張するようになった姿を、送られてきた動画で見ると、思わず応援したくなります。
すべての子どもたちが、幸せでありますように。
(写真上)©子どもたちは、地域社会の宝です。(交通安全の立て看板の絵)
(写真上)©守ろう、子どもたちの安全! その1
(写真上)©守ろう、子どもたちの安全! その2
(写真上)©すくすく育て! 今年発芽した蝋梅(ろうばい)の苗木、9月7日現在。蝋梅の花言葉は「慈(いつく)しみ」。
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