憂落嘲の独り言 エープリルフール(四月馬鹿)
後期高齢者医療制度が今日からスタートする。そして老人があと僅かな生涯の中で最も必要な一つの医療に付いて、先きの見えないものにしたこの法律は、今日のテレビによると小泉内閣時代に与党が強行採決したものらしい。
不徳の致すところだが、この強行採決は私の頭の中に全く無く、法が施行されル直前、メディアが詳細を報道する迄、無頓着と云うか分からなかったのが本当だ。私の様に政治的ブログを書いている人間がこうなのだから、一般社会の老人の方々がこの法律に施行されるまで気が付かないのは当たり前で、政府はそれを計算に入れた強行採決したのだろう。
その4月1日朝日新聞には、ガソリン税に付いて多くの事が書かれているが、老人医療制度については一文字の記事もなかった。と言う事はメディアも老人達は、いずれこの世を去るのだからと冷ややかに見つめていると、姥捨て老人は僻みたくなる。
一昨日、京都下京区で82歳の夫が79才の介護に疲れ将来を悲観して心中している。夫は妻を殺害後、包丁を腹にあててそのまま体重をかけ倒れて自殺したとあった。
障害を持つ妻を抱えていると明日は我が身かと胸がつまって来る。
そして今日は南区で、70才の夫が63才の妻を殺害している。この方の原因は分からないが、昔では考えられない老人が絡んだ殺人事件が今年になって矢鱈に多くなっている。
話は老人問題からそれるが、いぜん町内に暴力を奮う人物がいて、傷害事件ばかり起こしていた。ある時その男が投げた町内の家の中に物を投げ込んでいて、植木の植った40センチ程の植木鉢を投げ就寝しているお婆さんの顔を掠め、そのお婆さんは軽い怪我を負った。
この人物については、町内会を通じ警察に訴えていたが、
その時の警察の対応は、
「又、何かあったら通報して下さい。直ぐに跳んでまいりますから」
だった。
考えると、植木鉢がまともにお婆さんの顔を直撃すると死んでいたと思う。行政は何か起こらなければ動かない事の証だと思う。
と言う事は、死人が出たら法として対応すると言う事なのだろう。
介護保健も知人が介護を必要になり届けをしたが、介護が始まるまで一月もかかっている。
家内も重度、生涯を持つ身この知人の話を聞いて役所に説明を聞きに行くと、
「その時になったら申し出て下さい、手続きを致します」
なのだ。
実際それから一月して、救急車を呼ぶはめになったが、もし家内の様な、見た目では健常者に見える独り暮らしの老人が倒れると死を意味している。
だから、日本の福祉はお金持には有効だが貧乏人には看板だけの福祉だと言う事を実体験した。
自民党は、ガソリン税を強行採決する様だ。
考えてみよう。私達の積み立てた年金から介護保険料を天引きし、今度は新設した老人保健も年金から天引きする。此れ等の法律は何時審議したか分からないところで、マッハの速度で決まっている。
一方、己達に不都合な法律は、(己達の歳費の削減・天下り・無駄遣い)与野党協議で次回の国会で審議すると言ってほとぼりを覚めるのを待って、的に審議したためしはない。
ガソリン税をあげる前に、歳費の不正や無駄遣いを一掃して、それで予算が足りなければ、国民平等に負担を願うべきだ。
低所得者には100円の負担でも命取りになる事も有ると言う事を為政者は胆に命じるべきだ。
後期高齢者医療制度が今日からスタートする。そして老人があと僅かな生涯の中で最も必要な一つの医療に付いて、先きの見えないものにしたこの法律は、今日のテレビによると小泉内閣時代に与党が強行採決したものらしい。
不徳の致すところだが、この強行採決は私の頭の中に全く無く、法が施行されル直前、メディアが詳細を報道する迄、無頓着と云うか分からなかったのが本当だ。私の様に政治的ブログを書いている人間がこうなのだから、一般社会の老人の方々がこの法律に施行されるまで気が付かないのは当たり前で、政府はそれを計算に入れた強行採決したのだろう。
その4月1日朝日新聞には、ガソリン税に付いて多くの事が書かれているが、老人医療制度については一文字の記事もなかった。と言う事はメディアも老人達は、いずれこの世を去るのだからと冷ややかに見つめていると、姥捨て老人は僻みたくなる。
一昨日、京都下京区で82歳の夫が79才の介護に疲れ将来を悲観して心中している。夫は妻を殺害後、包丁を腹にあててそのまま体重をかけ倒れて自殺したとあった。
障害を持つ妻を抱えていると明日は我が身かと胸がつまって来る。
そして今日は南区で、70才の夫が63才の妻を殺害している。この方の原因は分からないが、昔では考えられない老人が絡んだ殺人事件が今年になって矢鱈に多くなっている。
話は老人問題からそれるが、いぜん町内に暴力を奮う人物がいて、傷害事件ばかり起こしていた。ある時その男が投げた町内の家の中に物を投げ込んでいて、植木の植った40センチ程の植木鉢を投げ就寝しているお婆さんの顔を掠め、そのお婆さんは軽い怪我を負った。
この人物については、町内会を通じ警察に訴えていたが、
その時の警察の対応は、
「又、何かあったら通報して下さい。直ぐに跳んでまいりますから」
だった。
考えると、植木鉢がまともにお婆さんの顔を直撃すると死んでいたと思う。行政は何か起こらなければ動かない事の証だと思う。
と言う事は、死人が出たら法として対応すると言う事なのだろう。
介護保健も知人が介護を必要になり届けをしたが、介護が始まるまで一月もかかっている。
家内も重度、生涯を持つ身この知人の話を聞いて役所に説明を聞きに行くと、
「その時になったら申し出て下さい、手続きを致します」
なのだ。
実際それから一月して、救急車を呼ぶはめになったが、もし家内の様な、見た目では健常者に見える独り暮らしの老人が倒れると死を意味している。
だから、日本の福祉はお金持には有効だが貧乏人には看板だけの福祉だと言う事を実体験した。
自民党は、ガソリン税を強行採決する様だ。
考えてみよう。私達の積み立てた年金から介護保険料を天引きし、今度は新設した老人保健も年金から天引きする。此れ等の法律は何時審議したか分からないところで、マッハの速度で決まっている。
一方、己達に不都合な法律は、(己達の歳費の削減・天下り・無駄遣い)与野党協議で次回の国会で審議すると言ってほとぼりを覚めるのを待って、的に審議したためしはない。
ガソリン税をあげる前に、歳費の不正や無駄遣いを一掃して、それで予算が足りなければ、国民平等に負担を願うべきだ。
低所得者には100円の負担でも命取りになる事も有ると言う事を為政者は胆に命じるべきだ。