さつき

小生の家には小さな庭ではありますが、それなりに植木が何本かあります。毎年この時期になると、幾つかあるうえきの中で唯一世間様に自慢できるのがサツキです。三本ほどありますが、ピンクの花を咲かせる「山つつじ」、紫の大輪を咲かせる「大杯」、そして中でも自慢の一品が、真っ赤な花を咲かせる「本霧島」です。この三本どれも直径３ｍはある立派なものです。樹齢は定かではありませんが、小生のおやじが子供の頃には、既に現在と同じ大きさがあったと言いますので、かなりの樹齢と思います。バブルの時には業者が何人も訪れてきて、「本霧島」を数百万円で買うのでどうだとせがんだものでした。そんな自慢の三本のサツキも今年はほとんど花を付けませんでした。小生の記憶によれば、こんなことは一度もありませんでした。これも、異常気象を伺わせる現象の一つでしょうか。そんなわけで残念では在りますが、自慢の植木の花満開の写真は掲載できませんでした。来年は必ず掲載いたしましょう。