ナショナル・リーグ優勝でワールドシリーズ出場を決め、喜ぶ大谷翔平選手=ロサンゼルスで20日、AP
毎日新聞 2024/10/23 東京朝刊
「トルーマン、ドリス・デイ、赤い中国」で始まる往年のヒット曲「ハートにファイア」。ニューヨーク生まれの人気歌手、ビリー・ジョエルさんが生年の1949年から89年までの著名人や世界的事件を歌詞にした
▲「ブルックリンが優勝チームに」。「歓声」が挿入される一節は55年のドジャースの米大リーグ・ワールドシリーズ初制覇。共にニューヨークを拠点にしていたヤンキースを初めて破った
▲ドジャースは58年にブルックリンからロサンゼルスに本拠を移した。ヤンキースとのワールドシリーズ対決はニューヨーク時代は劣勢だったが、ロス移転後は五分で通算3勝8敗。81年以来12回目の対決が日本時間の26日朝から始まる
日米野球で来日したブルックリン・ドジャースのジャッキー・ロビンソン三塁手=東京都文京区の後楽園球場で1956年(昭和31年)10月、東京本社写真部員撮影
▲ブロードウェー対ハリウッド、ベーブ・ルースのヤンキースと大リーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンを生んだドジャース。ストライプとブルーのユニホーム。全米1、2位の大都市を代表し、伝統を誇る人気チームの顔合わせに米メディアも興奮気味だ
▲米ロックバンド「フォール・アウト・ボーイ」は昨年、福島原発事故やポケモンも登場するジョエルさんのカバー曲を発表した。シカゴ郊外出身のグループは8年前に「ヤギの呪い」を解いて108年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたシカゴ・カブスを歌詞に盛り込んだ
▲43年ぶりの名門対決の目玉は共に本塁打王でMVPの最有力候補の「ジャッジ対大谷翔平」で衆目一致する。将来にわたって語り継がれるような名勝負が見たい。
大谷のドジャースをぼんやり観ていたが、そのような大きなドラマが始まるのか。衛星中継を放送しているNHKは勿論のこと民放各社が大谷翔平を中心に大々的に時間を使って解説を重ねるので私の神経も麻痺してしまって「又、やってる~」みたいにも思っていた。
なんでも、ワールドシリーズのチケット(Newsweek 10月16日)が需要と供給で価格が変動することもあり異常高騰でネット裏の最前列は2万2000ドル(330万円)と出ていたが、NHK 10月22日を見ると880万円まで上がっているのだとか。テレビ羽鳥慎一モーニングショーではロスで900万円でニューヨークで1300万円だとも。
テレビを点けるとMLBの元選手の解説付きの特等席で無料なんだがね!(笑)。このコラムを読んだから歴史の証人としてもっと真剣に観なくてはいけないのか。
毎日新聞 2024/10/23 東京朝刊
「トルーマン、ドリス・デイ、赤い中国」で始まる往年のヒット曲「ハートにファイア」。ニューヨーク生まれの人気歌手、ビリー・ジョエルさんが生年の1949年から89年までの著名人や世界的事件を歌詞にした
▲「ブルックリンが優勝チームに」。「歓声」が挿入される一節は55年のドジャースの米大リーグ・ワールドシリーズ初制覇。共にニューヨークを拠点にしていたヤンキースを初めて破った
▲ドジャースは58年にブルックリンからロサンゼルスに本拠を移した。ヤンキースとのワールドシリーズ対決はニューヨーク時代は劣勢だったが、ロス移転後は五分で通算3勝8敗。81年以来12回目の対決が日本時間の26日朝から始まる
日米野球で来日したブルックリン・ドジャースのジャッキー・ロビンソン三塁手=東京都文京区の後楽園球場で1956年(昭和31年)10月、東京本社写真部員撮影
▲ブロードウェー対ハリウッド、ベーブ・ルースのヤンキースと大リーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンを生んだドジャース。ストライプとブルーのユニホーム。全米1、2位の大都市を代表し、伝統を誇る人気チームの顔合わせに米メディアも興奮気味だ
▲米ロックバンド「フォール・アウト・ボーイ」は昨年、福島原発事故やポケモンも登場するジョエルさんのカバー曲を発表した。シカゴ郊外出身のグループは8年前に「ヤギの呪い」を解いて108年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたシカゴ・カブスを歌詞に盛り込んだ
▲43年ぶりの名門対決の目玉は共に本塁打王でMVPの最有力候補の「ジャッジ対大谷翔平」で衆目一致する。将来にわたって語り継がれるような名勝負が見たい。
大谷のドジャースをぼんやり観ていたが、そのような大きなドラマが始まるのか。衛星中継を放送しているNHKは勿論のこと民放各社が大谷翔平を中心に大々的に時間を使って解説を重ねるので私の神経も麻痺してしまって「又、やってる~」みたいにも思っていた。
なんでも、ワールドシリーズのチケット(Newsweek 10月16日)が需要と供給で価格が変動することもあり異常高騰でネット裏の最前列は2万2000ドル(330万円)と出ていたが、NHK 10月22日を見ると880万円まで上がっているのだとか。テレビ羽鳥慎一モーニングショーではロスで900万円でニューヨークで1300万円だとも。
テレビを点けるとMLBの元選手の解説付きの特等席で無料なんだがね!(笑)。このコラムを読んだから歴史の証人としてもっと真剣に観なくてはいけないのか。
私は小学生の頃は父や叔父の影響もあって野球少年でしたが、大リーグにも興味がありました。当時はまだテレビもない時代ですからどこから情報を得ていたのだろうと不思議です。
ちょうどヤンキースとブルックリン・ドジャースがワールドシリーズで2年連続で対戦し、ドジャースがなかなか勝てなかったんですね。当時の選手ではヤンキースはヨギ・ベラやミッキー・マントル、監督がケーシー・ステンゲルで対するドジャースにはジャッキー・ロビンソンやロイ・キャンパネラらがいたことを憶えています。
>50年代... への返信
2018-08-02のビリー・ジョエルの「ハートにファイア」ネタ、早速拝読してきました。
なんと、私もコメントしているではないですか(笑)
You Tubeで聞きましたが「ハートにファイア」ってユニークな歌ですね。
想像です。毎日新聞の余禄を書いた方も多分、私たちより若い年齢だと思いますが、書き出しに「トルーマン、ドリス・デイ、赤い中国」が出てくるなんて、随分雑学にも長けておられますね。
あらあら、FUSAさんの叔父さんの野球の話は読んだ記憶がある気がしますが、FUSAさんが野球少年だったとは?多分読み落としだとは思いますが・・・。
ブルックリン・ドジャース、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントル、ジャッキー・ロビンソン、ロイ・キャンパネラなんて詳しいですね。
私は雑誌のベースボール?か何かで見たのでしょうね、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントルという名だけの記憶はあります。
ドジャースも古くから聞いていたんでしょうが「ブルックリン・ドジャース」の名のことは知りませんでした。
有難うございました。