北野武(=ビートたけし)さんが上の印象を語ってくれた。「下町の半狂乱になったおばさん。うちの近所に居そうなおばさんで、旦那が棟梁で夫婦共に酒ぐせが悪くて殴り合って、喧嘩に負けて「出てけー!」とか言いながらタオルを口にしてワンワン泣いているような感じかする。・・・。あれー、いつものトーク番組みたいだと思ったけど、本当に芸術家なのかな?とも疑った(笑)。
北野武さんが初登場!いま心ひかれる画家ピカソを語りつくします!浮かび上がる二人の意外な共通点とは?北野さんが選ぶ1枚の傑作から見えてきたピカソ驚きの魅力は?!
20世紀最大の画家パブロ・ピカソ(1881年10月25日 - 1973年4月8日)が初めて自らのスタイルを確立したのが「青の時代」。悲哀を青で表しました。北野武さんも「キタノ・ブルー」と呼ばれる、青が印象的な映画を監督しています。なぜ二人とも青? ピカソはその後、極端なほどスタイルを変え続けます。新たなスタイルにチャレンジし続ける北野さんは、ピカソの変貌をどう見るか? 巨匠ピカソと世界のキタノ。二人のあいだに何があるのか、とくとご覧ください! 【ゲスト】北野武,【出演】早稲田大学名誉教授…大高保二郎,ポーラ美術館学芸課長…今井敬子,【司会】井浦新,高橋美鈴~HPから
写真は at-blog*からお借りした。
中学の図工で覚えたピカソのパリ万博スペイン館の壁画「ゲルニカ」1937年 の実物大の模写を丸の内北口にあるビルで見た時は嬉しかったものだ。番組ではこの絵の構想のいくつかの変遷もスケッチとともに説明されとても興味がわいた。
北野武さんの映画作品では2009年03月20日に『アキレスと亀』という北野武さんが倉持真知寿という役で出演した難解なものを観たことがある。ところが、この番組の最後にピカソが90歳の時に描いた本物の「男の顔」1972年 という絵がスタジオに持ち込まれて武さんが感嘆していたのが下の写真。いろいろ武さんの感想を聞いたけど、小父さんにはこれも難解に感じた。でもこの日曜美術館はとても面白かったな。果たしてたくさんの人が観たんだろうか!?
追記
「男の顔」が MIZOE ART GALLARYからネット上に登場しましたね。
もう、たけしさんの説明の通りにしか
見えなくなりましたあ~。
・・はなこころ
庶民にわかり易いたけし語で話していましたが
私が、いつもと違うなと感じたのは司会をやっている
俳優の井浦新氏の表情です。
なかなかの観賞眼と感性を持っているなと感心しているんですが
北野武さんの話を聞いている彼の顔がまるで驚きの子供顔に思えました。
たけしさんはやっぱり別格の芸術家なのかな?と想像しました。
金切り声が聞こえそうな泣き顔ですね
男の顔、、は よくわかりません。
そんな感じですね。
『泣く女』は、ピカソが写真家であり絵も描いた愛人ドラ・マールをモデルにした、有名な作品の一つ。
ドラ・マールをモデルに描かれた作品には『ドラ・マールの肖像』など油彩に限らず他にもあるが、最もよく知られるのはこの「泣く女」である。ただし「泣く女」をモチーフとした作品には100種類以上のバリエーションがあるといわれる。~wiki
「男の顔」がネット上に載りましたので上に添付しました。ピカソ91歳の時の作品です。