その場所はすべて劇場になる
ツタエビト・谷村新司が時代を越えて愛されている
ウタビト(アーチスト)を招き、歌とトークで綴る2時間の音楽空間。
第9回ウタビト小椋佳 1944年1月東京・上野に生まれる。1967年東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。同行に約四半世紀勤務、浜松支店長・本店財務サービス部長等を経て93年退職。1994年東京大学法学部に再入学。文学部思想文化学科に進み、哲学専攻にて2000年大学院修士号取得。この間、71年初アルバム「青春・砂漠の少年」を発表。3作目のアルバム「彷徨」は100万枚のセールスを突破。以来、ソングライターとして、布施明、中村雅俊、堀内孝雄、美空ひばり等、多数のアーティストへ作品を提供。 「シクラメンのかほり」「俺たちの旅」「夢芝居」「愛しき日々」「愛燦燦」など数多くのヒット作品がある。オーケストラと共演するシンフォニックコンサートの開催するほか、琵琶唄を追求するなど多方面で精力的に活動し、かつ若手の育成にも励んでいる。2014年、「生前葬」と銘打ったコンサートを開催し話題を呼んだ。
私は小椋佳さんの名前も歌も、もちろん顔も知らなかった頃、九州の知人からミュージックテープのコピーを送ってもらい随分癒されていた。関西には馴れていなかったし、一人自室で聞き入っていたんだと思う。
2014年12月6日に放送された再放送だったが、谷村新司さんの司会で、初めての デュエットもありとても素敵だったが、生意気な書き方をすると谷村新司さんの歌の方が上手に聞こえたね。ふと小椋佳さんの歌は「語り」のようでフォークソング的だと思った。小椋佳さん一人で歌う方がいいと感じた。私は音楽のことは何も分かっていないんですが。
「僕は白州次郎同様『葬式無用 戒名不用』と考えていますが、家内は常識人なので、僕が死んだらきっと人並みの通夜や告別式をやるつもりでしょう。僕としてはそんな煩わしいことを家族に押し付けるのは本意ではないので、僕が生きているうちに済ませてしまおうと思いました。」「僕の同級生や、同期の人間のほとんどは、既に会社、職場をリタイヤしています。僕もそろそろ、と考えていますが、この仕事には『定年』がない。だったら自分で『けり』をつけようという考えに至りました。」という小椋佳さん。こうした考えから「生前葬コンサート」(2014年9月12日~15日)を開催したのだといいます。
小椋佳x谷村新司―――長い音楽人生を送ってきた二人が向き合って人生や音楽についてじっくり語り合うのは、これが初。貴重な邂逅となります。美空ひばりさんに提供した「愛燦燦」、70年代を風靡した中村雅俊さん主演ドラマでおなじみの「俺たちの旅」、「シクラメンのかほり」「泣かせて」ほか、数々の名曲をフルコーラスでたっぷりと。濃密な2時間の音楽空間をお届けします。~ BS日テレ 地球劇場 から
久しぶりに、ビートルズでもない、加山雄三でもヴィヴァルディでもない音楽と(笑)、大人の会話が聞けて大満足した。
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