恥ずかしい話だが、この仕事について間もないころは、障がいのある子たちをどなったり、時にたたいたりしていた。
そんな時、「kenさん、違うよ。」と教えてくれたのがTさんだ。
私が障がいのある子たちのことを真に理解するにはそれからまだしばらくかかったのだが、札幌学院大学におられた故高橋渉先生や津守真先生のことを知ったのもTさんのおかげと言える。
最近、『1/4の奇跡 本当のことだから』を知り、今まで学んできたこと、体験してきたこと、感じてきたことが、ひとつのかたちになってきたように感じる。
その最初のきっかけをくれたのがTさん。
今は会うこともないけれど、もし会えたら、「ありがとう。」と伝えたい。