函館深信 はこだてしんしん-Communication from Hakodate

北海道の自然、そして子どもの育ちと虐待について

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2012-01-11 | Drift ice -流氷風景

ニュースによると、流氷が紋別沖100キロに出現、今週中には沿岸から流氷が確認できる「流氷初日」となるそう。

網走も、また外国人いっぱいの流氷観光シーズンを迎えるのですねえ。

流氷の接岸状況などが気になる方は、第一管区海上保安本部海氷情報センターのHPにある海氷速報のページが便利です。毎日更新されるので、流氷の動きがはっきりわかります。

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/drift_ice/cgi/ice_inform.cgi

『海氷速報-Sea Ice Condition Chart』


なつかしいなあ!流氷!-TV『奇跡の流氷』

2011-05-22 | Drift ice -流氷風景

3月まで4年間いた網走では、知床・屈斜路湖・阿寒湖・摩周湖など周辺の大自然を四季を通して堪能した。

中でも、忘れられないのが、知床で見た流氷。

海一面に広がる流氷が、海の波も消してしまい、ただ静寂だけが支配する風景はとても不思議なものだった。

その感動を伝えようと、親戚に写真の絵葉書として送ったのだが、「雪野原?」と聞かれ、とたんに興ざめしてしまったことがある。

かように、流氷の雄大さ、不思議さを伝えるのは、なかなか難しい。

 

流氷シーズンの網走には、韓国朝鮮中国の方や欧米系の外国の方、中にはインド系の方なども訪れていた。

それはそうだろう。

ロシアと日本のオホーツク海側だけで見られる流氷なのだから。

 

今日、16時からTBS系で『奇跡の流氷-オホーツク海が生み出す命の源』が放映される。

案内役は俳優の高橋克典さん。

 

私も、網走時代に、知床ウトロから流氷を見ながら、海岸線をひたすら歩いて写真を撮ったことを思い出しながら、しばし流氷の世界に浸ろうと思う。

※写真は今年の2月4日に網走の北浜駅から見た蜃気楼の流氷版、『幻氷』と観光砕氷船


そんなのあり? クリオネ狩り

2011-02-19 | Drift ice -流氷風景

オホーツクの海辺に一番近い駅、北浜駅の展望台で写真を撮っていたら、

海辺に人だかりが

すわ、サツジンジケンかって、

いかんいかん、西村京太郎サスペンスの見過ぎだ。

『流氷ノロッコ号殺人事件-流氷の海に消えた資産家女性』なんて題まで浮かんだ。

で、こんなときは駅舎のレストラン『停車場』の方に聞いてみよう。

お店のきれいなおねえさん、「あ、あれは”クリオネ”ですね。」と、こともなげにおっしゃる。

「ゲゲ~ッ!クリオネですか!」と、私。

しかし、よく考えたら、クリオネは天然記念物でも禁漁のものでもないのだから、別に取ってもいいのか。貝の仲間だからね。

そう言えば、斜里の方の小学校ではクリオネを取って学校で飼って観察していると新聞にも載っていた。冷たい海水が必要なので、飼育はたいへんだそう。

網走のお土産に、”クリオネグミ”というのがあって、ほんと半透明なのまで似ていて、食べるにはちょっと気持ちわりぃけど、甥っ子のジンジンにはすこぶるウケて、パクパク食べてくれる。

ホンモノは取っても食べないと思うけど、ほんとめんこいよねえ。クリオネ。

「えさをとる姿は気持ち悪いよ」とかいうが、私はそこまでは言わない。

あの両手(に見えるもの)を懸命に動かして泳いでいる姿だけで、いとおしいと思ってしまうんだわ。

あぁ、としとるとなんでもいとおしく思えるんだねえ。(笑)

 


北浜駅流氷展望台

2011-02-17 | Drift ice -流氷風景

北浜駅には流氷展望台があって、

 

知床斜里-網走間を、

流氷を見せながらのんびり走る、

流氷ノロッコ号は、この駅に少し長めに停車。

       乗客は展望台に流氷眺めに降ります。

冬の低い日に照らされた展望台の長い影が

なんとなくさみしげで、

また流氷を撮ります。

 

 


流氷蜃気楼 ”幻氷”-北浜駅より

2011-02-13 | Drift ice -流氷風景

網走地方、大荒れ。

流氷観光にいらした方には、ちょっと気の毒。

気持ちを切り替えて、博物館めぐりなどをしてくださっていたら、うれしいです。

で、この写真は先日北浜駅に行ったときのもの。

駅舎内の『停車場』の方によると、この現象、蜃気楼の流氷版。

幻氷(げんぴょう)というのだそう。

流氷が水平線から浮いて見えています。

最初の写真では、船よりも高い位置に流氷が見えています。

こんな風景に出会うために、また来てくださいね~~。網走へ。

 


流氷の駅 網走北浜駅

2011-02-12 | Drift ice -流氷風景

天気予報では土日、網走地方は天候悪化のようなので、晴天の時の写真を。

網走から知床斜里方面へ4駅行ったところにある釧網線北浜駅。

こちらは、流氷あふれるオホーツク海の海辺に一番近い駅として知られていて

無人駅なのだけれど、駅舎の中は全国の観光客の感想やカードであふれている。

駅舎内に、カレー、オムライスなどの店『停車場』もあるし、駅の横には展望台も設けられていて、少し高いところから流氷原を見ることができる。

線路の向こうはすぐ海。

こちらは知床斜里、釧路方向

雪の名峰斜里岳も望めます。

流氷で少し白っぽいブルーになった海とかげろうのような山のコントラストがいいですね。

この日は流氷は少し沖へ遠ざかっていましたが、”幻氷”という蜃気楼が出ていて、海辺に残った流氷もきれいでした。

こちらは、今、流氷祭りなども開かれている網走方向です。

 

 


はるか沖いく砕氷船

2011-02-08 | Drift ice -流氷風景

網走鱒浦漁港近くから沖を見ていると、観光砕氷船が網走川から出てきた。

沖を流氷密集区域に急いでいます。

手前にも、流氷。

写真にしてしまうと、雪景色と似ていて、感動がつたわりにくいのが流氷原。

こんなふうに”海!”と、わかるものと撮るのが大切。

右側には船も見えます。