子ども関係の仕事をしている。
家庭でも職場でも、子どもへの態度は変わらない。
基本、子どもの思いを尊重する。
無理強いはしない。威圧していうことをきかせるなんてことはしたくない。
だから、”指導の成果”は、なかなかあがらない。
まわりから、「なぜ、やらせないのか!」なんて叱責されて調子を崩し、今年は休職までしてしまった。”今年は最悪の年”になるはずだった。
ところが、娘がすごいことをしてくれた。
12月25日26日、大阪で開かれていた、プルデンシャル生命保険・ジブラルタ生命保険などが主催する『ボランティア スピリット アワード』全国大会で、文部科学大臣賞をもらったのだ。
娘にも、子育ての中では強制はあまりせず、基本、娘の思いを大切にしながら、育ててきた。
娘が困っているときには、「どう したいのか。」聞きながら、自分で考えて行動させるようにした。
娘はいろいろなことに興味をもって行動し、私はいつも「さすが、まーちんだねえ。」と、ほめていた。
そのうち、口も十分にまわらないうちから、「まーちん、しゃしゅが?(流石?)」と聞いてくるようになって、「しゃっしゅが~~」は、我が家の合言葉のようになっていった。
よく、「ほめて伸ばす」と言うが、それは本質を表していないように思う。
「ほめて」ではなく、「認めて 伸ばす」のだと思う。
「まーちん、しゃしゅが?」と聞いていた娘に、「うん、さっすが まーちんだわ!」と応じていたら、本当に、”あっぱれ”、”さすが” に、なってくれた。
娘の活躍は、私にも自信をとりもどさせてくれた。