函館深信 はこだてしんしん-Communication from Hakodate

北海道の自然、そして子どもの育ちと虐待について

それでも、私は言いたい!

2013-10-12 | 愛するハコダテ
長澤晴浩(ピアノ)
東京都出身、武蔵野音楽大学卒業。
1988年、「第5回視覚障害者のための国際音楽コンクール」(チェコ)で特別賞受賞。

1985年より現在までに7回の自主リサイタルを上野学園石橋メモリアルホール等で開催。
函館では、過去6回の『長澤晴浩と心を奏でる会イン函館』を開催。
現在、演奏活動の傍ら、後進の指導、点字楽譜の校正作業、東京近郊の楽譜点訳グループとの点訳法の研究、株式会社マイクロ シー ・エー・デー発売の点字楽譜学習ソフト「ビー・スコア」の開発プロジェクトに名前を連ねるなど、多方面にわたり活躍。



長澤晴浩さんは、「全盲のピアニスト」という言葉を嫌う。

視力障害センターのAさんにそのことを言ったら、
「全盲の」という枕言葉がつくと、とたんに「全盲」「頑張っている」中には「お涙頂戴」となってしまい、本人自身を見てもらえなくなってしまうことがありますからねえ…長澤さんの思いわかります。
と、おっしゃっていた。


でも、私は、思うのだ。やっぱり、長澤さんは、視覚障害者であることでの、有形無形の努力を限りなくしてきたのではないかと。
連れ合いに言わせると、長澤さん世代では、点訳楽譜も十分ではなかっただろうと。

やっぱり、私は言いたい。
長澤晴浩さんは、視覚障害であることも含めて、その全部の存在で表現するのだろうと。
だから、視覚障害のピアニスト長澤晴浩さんは、貴重だし素晴らしいし、かけがえがないと。







写真の説明
一枚目 芸術ホール屋外のデッキに置かれた、コンサートのパンフレット

二枚目 芸術ホール屋外に置かれたパンフレットと遠くに五稜郭タワー

三枚目 五稜郭タワーと青空と白い雲

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