古道具担当が敬愛する先輩方のお一人、東京・国分寺のニコニコ堂店主・長嶋康郎さん。
何かにつけてご紹介させていただいておりますが、
淡日では、長嶋さんの著書「古道具ニコニコ堂のなんとなくコレクション」と「ニコニコ通信」の2冊を置いています。
長嶋さんの本は、絶版になってしまったものもあるので、お願いしてお手元にある本を送って頂きました。
「ニコニコ通信」の出版社(正確には編集出版組織体)も、今は活動終了しており、
私共もそこそこ歳なので、もたもたしていては(実際スローなので)"ニコニコ"の視点を伝え損ねてしまう!と思った次第です。
「なんとなくコレクション」は、おっ!とか、えぇ~?という長嶋さんの"スダレ状"コレクションを、あいうえお順に紹介。
レイアウトも美しく、見ていて楽しい1冊です。帯の文は、ブルボン小林氏。
「ニコニコ通信」は、長嶋さんが以前、何人かの方々に手渡ししていたという手描きの通信をまとめたもの。
ページを開くと、密度の濃い"ヤスローの世界"が広がっていて、ほっこりしたり、バカバカしくて大笑いしたり、しんみりしたり。
就寝前のひと時、「ニコニコ通信」を読むのが日課となっている店番担当のお気に入りコラムは、
長嶋さんの大学時代の哲学の先生・土井虎賀壽先生(まず名前がスゴイ)の話です。
こちらの帯は、美術家・おかざきけんじろう氏。ともに豪華です。
「古道具ニコニコ堂のなんとなくコレクション」 長嶋康郎 新紀元社 1,700円(税別)
「ニコニコ通信」 長嶋康郎 アセテート 1,800円(税別)
なかなか窮屈な昨今、この本でこころにうるおいを。
【上記、完売御礼】