帰国日前日の7日夕方、少々時間が取れましたので、フィリピン国鉄(PNR)に乗車してみようということで、ビジネスエリアのMakatiに近いBuendia駅まで来てみました。
ここからTutuban行きの列車に乗車し、TutubanからBiñan行き203系Commexに乗車して、再びこの駅に戻ってくることを目論んでいたのですが、この目論みがうまくいきませんでした。
切符を購入しホームで待っていると定刻より約15分遅れて国鉄色のキハ52、3連がやって来ました。切符を購入した時点でキハ52が来るのはわかっていたのですが、下の写真のとおり車内は満員状態であり、乗り降りも日本のように「降りる人は先、乗る人は次」というようなルールがありませんので、乗る人、降りる人が狭い扉付近で圧し合い状態になり、乗降がスムーズにできません。しかもちょっと乗るチャンスを逸すると扉付近は人だかりであり、これ以上乗車することは不可能です。
駅のアナウンスでは次の列車はすぐ来ますというので乗車を諦め、次の列車を待つことにしました。次の列車が定刻で走っているのかと思いきや30分程度待たされた挙げ句、次に来た列車はブルートレインカラーのキハ52、3連でした。この列車も先程の列車と同様にほぼ満員状態であり、とても乗車できるような状況ではありません。
結局、この列車に乗車することもできず、Biñan行きの203系が既にこの駅に到着する時間が近づいていることから、Tutuban方面の列車に乗車することを諦め、そのBiñan行き203系で2つ先のEdsaまで乗車することにしました。反対側のホームへ渡り、5分程待っていると203系が到着しました。この列車もほぼ満員状態で到着しましたが、降車がかなり多いためか何とか乗り込むことができました。次のPasay Roadでも少々乗車が見られ、車内は東京のラッシュアワーと変わらない混雑状態になりました。Buendia駅から5分程でEdasa駅に到着し、無事に乗車することはできたのですが、本来目論んでいたTutubanで折り返して乗車を楽しむということはできず、203系にたった5分乗車という結果になってしまい、気持ち的には不完全燃焼となってしまいました。
下の写真はBuendia駅に到着早々、Alabang行きのRotem製DMUがやって来たのですが、乗務員室から「井上さん」と声をかけられ、思わずこちらも手を振ったのですが、相手がだれだったのか思い出せません。
それから前回の続きでお伝えできませんでしたが、CaloocanからTutubanもしくはBlumentrittまでの開業予定は年内を予定しているとのことで、運行に際し、CaloocoanからAlabang方面との運行を予定しているとのことです。
最後に2012年12月の鉄道ピクトリアルにおいて、斎藤幹雄氏のフィリピン国鉄の記事がありますが、P.109、右列6行目に203系の運転区間が「10月1日ダイヤ改正で晴れてアラバン延伸となった。」と記述されております。これについては私自身が9月29日にTutuban~Alabangのコミューター運用に203系が充当されていることを確認しておりますし、この改正においてはTutuban~Alabang間の時刻の変更等はいっさいないものと思われます。(2012年3月4日改正時のものを引き続き踏襲)
ここからTutuban行きの列車に乗車し、TutubanからBiñan行き203系Commexに乗車して、再びこの駅に戻ってくることを目論んでいたのですが、この目論みがうまくいきませんでした。
切符を購入しホームで待っていると定刻より約15分遅れて国鉄色のキハ52、3連がやって来ました。切符を購入した時点でキハ52が来るのはわかっていたのですが、下の写真のとおり車内は満員状態であり、乗り降りも日本のように「降りる人は先、乗る人は次」というようなルールがありませんので、乗る人、降りる人が狭い扉付近で圧し合い状態になり、乗降がスムーズにできません。しかもちょっと乗るチャンスを逸すると扉付近は人だかりであり、これ以上乗車することは不可能です。
駅のアナウンスでは次の列車はすぐ来ますというので乗車を諦め、次の列車を待つことにしました。次の列車が定刻で走っているのかと思いきや30分程度待たされた挙げ句、次に来た列車はブルートレインカラーのキハ52、3連でした。この列車も先程の列車と同様にほぼ満員状態であり、とても乗車できるような状況ではありません。
結局、この列車に乗車することもできず、Biñan行きの203系が既にこの駅に到着する時間が近づいていることから、Tutuban方面の列車に乗車することを諦め、そのBiñan行き203系で2つ先のEdsaまで乗車することにしました。反対側のホームへ渡り、5分程待っていると203系が到着しました。この列車もほぼ満員状態で到着しましたが、降車がかなり多いためか何とか乗り込むことができました。次のPasay Roadでも少々乗車が見られ、車内は東京のラッシュアワーと変わらない混雑状態になりました。Buendia駅から5分程でEdasa駅に到着し、無事に乗車することはできたのですが、本来目論んでいたTutubanで折り返して乗車を楽しむということはできず、203系にたった5分乗車という結果になってしまい、気持ち的には不完全燃焼となってしまいました。
下の写真はBuendia駅に到着早々、Alabang行きのRotem製DMUがやって来たのですが、乗務員室から「井上さん」と声をかけられ、思わずこちらも手を振ったのですが、相手がだれだったのか思い出せません。
それから前回の続きでお伝えできませんでしたが、CaloocanからTutubanもしくはBlumentrittまでの開業予定は年内を予定しているとのことで、運行に際し、CaloocoanからAlabang方面との運行を予定しているとのことです。
最後に2012年12月の鉄道ピクトリアルにおいて、斎藤幹雄氏のフィリピン国鉄の記事がありますが、P.109、右列6行目に203系の運転区間が「10月1日ダイヤ改正で晴れてアラバン延伸となった。」と記述されております。これについては私自身が9月29日にTutuban~Alabangのコミューター運用に203系が充当されていることを確認しておりますし、この改正においてはTutuban~Alabang間の時刻の変更等はいっさいないものと思われます。(2012年3月4日改正時のものを引き続き踏襲)