昨年の5月下旬~6月上旬のことになりますが、マニラにいる子供の2才の誕生日にあわせてフィリピンに一時帰国した時に大韓航空を利用してソウル経由で8年ぶりに韓国へ行く機会があり、ソウル周辺の鉄道探訪と抵抗制御車のソウルメトロ1000系を追いかけてみました。
利用した航空便は以下のとおりで、ソウルでの滞在はいずれも24時間以内ということで、ストップオーバーにならないスケジュールにしてみました。
5/27 HND9:15→GMP11:35
5/27 ICN20:05→MNL23:00
6/2 MNL0:30→ICN5:20
6/2 ICN20:55→HND23:05
5月27日は徹夜で仕事を終わらせ、ほとんど寝ないでふらふらな状態でしたので、ソウルに到着しても寝ていたいところでしたが、せっかくのソウル訪問ですし、まずは抵抗制御車の1000系を見たいということで、301系似のオリジナル1000系を含む編成が動態保存されている2号線の新亭車両基地に行ってみることにしました。
新亭車両基地は2号線新亭支線の陽川区庁駅近くにありますが、Googleマップのストリートビューで見ると301系似の1000系を確認することができ、私ももう一度あのなつかしい顔を拝みたいということで来てみました。
道路と車庫の間には少々高いフェンスがあるものの、下の写真のように赤と肌色のツートンの車両は健在であり、韓国鉄道庁のスカ色というのでしょうか、青と白のツートンの1000系とともに活躍したあの良き時代の光景を思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cb/dd25cb145ebb56a3805451413ff8cc99.jpg)
その1000系の近くには旧2000系が留置されていましたが、一昨年5月に上往十里駅において追突事故を起こした車両なのでしょうか、車両の妻面に衝突の衝撃によりできたと思われる破損が見られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/45/b68196ff761377cb765c8c39ae51701f.jpg)
301系似のオリジナル1000系を見ることができ、103系ファンの私としては嬉しいかぎりですが、続いて是非見たかったのは先頭改造はされているものの抵抗制御車の1000系で、この編成は6本ほど在籍しているようですが、以前に比べたら運用範囲が広がり、1号線とそれに直通する京元線逍遥山から京仁線の仁川または遠くは長項線新昌まで行く列車もあるようで、この中でその1000系を見つけるには容易ではないのですが、以前、電鉄線の車両を撮影したこのある龍山にとりあえず行ってみることにしました。
龍山に到着するや否やホームの端っこで待っていたところ運の良いことにすぐにやって来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/53/a87154fb8738d4775f980b3efe23dba5.jpg)
続いてすぐにメトロの新1000系が現れ、私にとってはラッキーなことでしたが、この前のジャカルタではありませんが、ホームの中央のほうから警備員らしい人間が近づき、私に韓国語でここでは撮影はできませんというようなことを言われてしまったようです。(私自身は韓国語はほとんど理解できません)
私が韓国を初めて訪れたのは92年頃で、当時、ホームで撮影していても怒られるということはなかったと思うのですが、やはり戦時体制を意味しているのかホームでの撮影は場合によっては禁止されているのかもしれません。
とりあえず言葉は通じないものの英語で許可証を取得すれば良いのかと警備員に聞いてみると駅長室に連れてってくれました。駅員さんに話してみると「ここに電話して聞いてみてください」とのことで、韓国語をほとんど話せない私に電話してみてと言われてもほぼ無理な状況はわかっていましたので、ついでにこの部屋のテーブルにあった起点から距離数字の入った韓国全土の鉄道路線図を記念にいただいてもかまいませんかと聞いてみると、嬉しいことにいただくことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/40/08de6ac5081ae46b7552d1f09b07c9f3.jpg)
続いて、マニラから東京に戻る際にもほぼ丸1日近く、ソウル周辺で1000系を追っかけておりましたが、詳しいことはわからないもののメトロの1000系は急行に入ることはないのだろうということで、京仁線の仁川方面に行く1000系を見かけましたので、その列車に乗車し富平のあたりまで行ってみて、103系と113系を合わせて2で割ったようなモーター音を堪能しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/85/2ca752a4a6b0d48d0aa32a1eb928c7ca.jpg)
富平のあたりから引き返し、鷲梁津で1時間ばかし撮影していましたが、3本の抵抗制御の先頭改造車を撮影することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e0/9d95d5bf0ae36ca3751560640b7dadb3.jpg)
最後に水原近くの義王駅近くにある鉄道博物館に行ってみましたが、ここには韓国鉄道公社(KORAIL)の1000系が飾られているということで、楽しみにしておりましたが、初期の塗装である青と白のツートンの1000系と晩年の頃の塗装である緑と黄色に白の塗装の車両を見ることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c1/682c6ae80e4e4a239fe988c8e4010a83.jpg)
以上、抵抗制御車1000系に関する報告でしたが、103系好きな私としてはまだまだこれらの車両にがんばってもらいたいものです。
利用した航空便は以下のとおりで、ソウルでの滞在はいずれも24時間以内ということで、ストップオーバーにならないスケジュールにしてみました。
5/27 HND9:15→GMP11:35
5/27 ICN20:05→MNL23:00
6/2 MNL0:30→ICN5:20
6/2 ICN20:55→HND23:05
5月27日は徹夜で仕事を終わらせ、ほとんど寝ないでふらふらな状態でしたので、ソウルに到着しても寝ていたいところでしたが、せっかくのソウル訪問ですし、まずは抵抗制御車の1000系を見たいということで、301系似のオリジナル1000系を含む編成が動態保存されている2号線の新亭車両基地に行ってみることにしました。
新亭車両基地は2号線新亭支線の陽川区庁駅近くにありますが、Googleマップのストリートビューで見ると301系似の1000系を確認することができ、私ももう一度あのなつかしい顔を拝みたいということで来てみました。
道路と車庫の間には少々高いフェンスがあるものの、下の写真のように赤と肌色のツートンの車両は健在であり、韓国鉄道庁のスカ色というのでしょうか、青と白のツートンの1000系とともに活躍したあの良き時代の光景を思い出しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cb/dd25cb145ebb56a3805451413ff8cc99.jpg)
その1000系の近くには旧2000系が留置されていましたが、一昨年5月に上往十里駅において追突事故を起こした車両なのでしょうか、車両の妻面に衝突の衝撃によりできたと思われる破損が見られました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/45/b68196ff761377cb765c8c39ae51701f.jpg)
301系似のオリジナル1000系を見ることができ、103系ファンの私としては嬉しいかぎりですが、続いて是非見たかったのは先頭改造はされているものの抵抗制御車の1000系で、この編成は6本ほど在籍しているようですが、以前に比べたら運用範囲が広がり、1号線とそれに直通する京元線逍遥山から京仁線の仁川または遠くは長項線新昌まで行く列車もあるようで、この中でその1000系を見つけるには容易ではないのですが、以前、電鉄線の車両を撮影したこのある龍山にとりあえず行ってみることにしました。
龍山に到着するや否やホームの端っこで待っていたところ運の良いことにすぐにやって来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/53/a87154fb8738d4775f980b3efe23dba5.jpg)
続いてすぐにメトロの新1000系が現れ、私にとってはラッキーなことでしたが、この前のジャカルタではありませんが、ホームの中央のほうから警備員らしい人間が近づき、私に韓国語でここでは撮影はできませんというようなことを言われてしまったようです。(私自身は韓国語はほとんど理解できません)
私が韓国を初めて訪れたのは92年頃で、当時、ホームで撮影していても怒られるということはなかったと思うのですが、やはり戦時体制を意味しているのかホームでの撮影は場合によっては禁止されているのかもしれません。
とりあえず言葉は通じないものの英語で許可証を取得すれば良いのかと警備員に聞いてみると駅長室に連れてってくれました。駅員さんに話してみると「ここに電話して聞いてみてください」とのことで、韓国語をほとんど話せない私に電話してみてと言われてもほぼ無理な状況はわかっていましたので、ついでにこの部屋のテーブルにあった起点から距離数字の入った韓国全土の鉄道路線図を記念にいただいてもかまいませんかと聞いてみると、嬉しいことにいただくことができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/40/08de6ac5081ae46b7552d1f09b07c9f3.jpg)
続いて、マニラから東京に戻る際にもほぼ丸1日近く、ソウル周辺で1000系を追っかけておりましたが、詳しいことはわからないもののメトロの1000系は急行に入ることはないのだろうということで、京仁線の仁川方面に行く1000系を見かけましたので、その列車に乗車し富平のあたりまで行ってみて、103系と113系を合わせて2で割ったようなモーター音を堪能しておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/85/2ca752a4a6b0d48d0aa32a1eb928c7ca.jpg)
富平のあたりから引き返し、鷲梁津で1時間ばかし撮影していましたが、3本の抵抗制御の先頭改造車を撮影することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e0/9d95d5bf0ae36ca3751560640b7dadb3.jpg)
最後に水原近くの義王駅近くにある鉄道博物館に行ってみましたが、ここには韓国鉄道公社(KORAIL)の1000系が飾られているということで、楽しみにしておりましたが、初期の塗装である青と白のツートンの1000系と晩年の頃の塗装である緑と黄色に白の塗装の車両を見ることができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c1/682c6ae80e4e4a239fe988c8e4010a83.jpg)
以上、抵抗制御車1000系に関する報告でしたが、103系好きな私としてはまだまだこれらの車両にがんばってもらいたいものです。
ソウルメトロの1000系電車といえば、公社線の同形式と並び韓国の通勤電車網の発展に大きく貢献し、彼の地の鉄道を語る上で外す事が出来ない程重要な車両ですが、こうして編成単位で丁重に保管されているのを見るのは嬉しいところですね。
平成生まれの私としましては、どうしても日本から技術供与を受けて製造された宇進や現代のVVVFインバータ制御を搭載する車両に関心が行ってしまいますが、退役前に一度くらいは乗車してみたいところです。
ソウルメトロと鉄道庁の1000系が登場するまではソウル首都圏の大量輸送交通機関としてはほとんど皆無ではなかったかと想像しておりますが、日本の戦後補償とともに日本の技術が活かされた車両が投入され、ここまで多いに活躍してきた姿を見ると個人的にも嬉しいものがあります。
また、世代間で好きな車両は幼い頃に見てきた車両が対象となるのではないかと思いますが、やはり私は101系や103系世代でありますので、ソウルですと103系と同世代の1000系や2000系を見ると感動するものがありますが、それ以外の新しい形式になりますと異次元の車両と感じてしまうところがありますね。
車両以外でも1号線のソウル駅駅付近や清凉里(チョンニャンニ)駅付近のデッドセクション、ソウル~天安まで永遠と100km近く走行する電鉄線の急行は面白いものがありますので、是非、訪れていただければと思います。