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PNR、こがねPremiere Trainとして運行開始

2014年03月03日 19時18分07秒 | フィリピン
フィリピン国鉄(PNR)の話題がご無沙汰でしたので、ここで1つ嬉しいニュースをお届けしたいと思います。
昨年12月23日に今までBiñan止まりであった列車が1つ先のSta.Rosaまで延伸されましたが、その後、今年1月27日にダイヤ改正が実施され、少々列車本数が増加し輸送力増強が実施されましたが、本日3月3日からTutuban~Sta.Rosa間(43.8km)にキハ59こがねを使用してPremiere Trainが運行開始されました。

(写真はCadmiel Jared Peñaflor Pabellan氏より)

Premiere Trainの時刻は以下のとおりで、土曜日・休日を除く日に1日2往復運行されます。
また、この列車はTutubanを出るとBlumentritt、España、Sta.Mesa、Buendia、Edsa、Sucat、Alabang、San Pedro、Biñan、終点Sta.Rosaに停車し、他の駅は通過となります。
Tutuban5:47→Sta.Rosa7:33
Sta.Rosa8:00→Tutuban9:46
Tutuban16:17→Sta.Rosa18:03
Sta.Rosa18:08→Tutuban19:54

キハ59こがねは、以前はビコール地方の中心都市NagaへIsarog Limited Exp.として運行されていました。しかし、一昨年にLucena付近の大雨によって橋が崩落し、Bicol方面の線路が途絶えていたものの復旧工事が実施され、あとはDOTC(運輸通信省)の運行再開の許可を待つのみとなっていましたが、未だに許可が下りず、その結果、活躍の場を失っていました。今回、マニラ近郊のラグナ州からの利用者を対象として活躍の場を見いだした「キハ59こがね」は今後の活躍が期待されますが、ビコール地方への列車が運行開始されたあかつきに、この車両がどのように使用されるのか注目されます。
この他、今回の改正により運行時間帯も5時前から21時30分頃まで拡大され、ますます利便性が高まっていますが、未整備の203系3編成が整備されるとさらなる増発が期待されます。


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