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着々と進められている稲城市内連立事業

2009年02月07日 00時23分47秒 | 南武線
4日に引き続き、6日午前もちょっと時間が取れましたので、稲田堤~府中本町で進められている連続立体交差事業の工事の様子を見て参りました。昨年の6月末に第二期区間において、上り線が仮線にふられてから、ゆっくりしたスピードで工事が進められておりますが、現在は下り線を仮線に移設するための工事と旧上り線上に高架構造物の基礎工事が進められております。稲城長沼駅周辺や南多摩駅付近ではこの高架構造物の柱が現れており、今後も少しずつこのような柱が増えていくものと思われます。来月3月のダイヤ改正後も稲城長沼始発が従来どおり設定され、稲城長沼駅立川方にある電留線も使用される予定です。下り線を仮線に移設する工事については、今年秋(9月頃)を予定しており、大掛かりな工事となりますが、前回の上り線を仮線に移設した時と同様に登戸~矢野口と府中本町~立川の区間運転が見られるのでしょうか。もしこのような運転が再度見られるのでしたら、再び完全密着レポートを実行したいと思っております。
稲城市の話しでは予定どおり平成22年度高架化完成を目指しておりますが、工事のほうは若干遅れ気味とのことで、目標年度までに本当に完成するかどうかはわかりませんとのことです。

また、以前にも記述しましたが、川崎~武蔵小杉で連続立体交差事業の調査費が来年度も見込まれるようです。建設新聞では地下化も検討という記事が掲載されておりましたが、今のところ地下にするのか高架にするのか絞りきれていない状況です。以前の川崎市のマスタープランでは矢向駅北側の横浜市界(塚越踏切南側)から高架にするような形になっておりますが、横浜市側も一体となって連立を考えていくとのことで、果たして本当に横浜市と連携をとりながら進められるのかわかりません。武蔵小杉以南の連立についてはここ数年で本格的に動くものではないと予測されますし、完成までに少なくとも10年でおおよそ20年程度の時間がかかるものと思われますので、私の人生が終わらないうちに完成の日の目を是非見てみたいものです。


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