たそがれのスカイツリー

思いつくままに好きなことを書いてみたいと思います。

ELTの持田香織、ホノルルマラソン完走

2014-12-15 23:34:04 | 芸能
Every Little Thing の持田香織がホノルルマラソンを6時間42分56秒で完走した。持田は大会のオフィシャルアーティストを務めており、「RUN FOR」というテーマソングの詞を提供したことがきっかけとなったそうだ。外見からすると、とてもマラソンを走る感じではないのだが人は見かけによらないものである。もう一つ驚きがある。30434人参加の内13454人が日本人だそうです。暇人というか金持ちというか、日本は幸せな人がたくさんいるなあ。

物語(3)

2014-12-15 21:47:55 | 物語
長谷は小学生からずっと同じ学校に通っていた親友である。小学校3年の時一瞬彼を虐めたことがあった。その頃長谷は小さくて、仕草がなんかおかしくて、みんなからバカにされていた。僕も精神的にまだ不安定で、みんながバカにしているので、負けてはいけないと殴ってしまったのだ。ところが、みんなが長谷を標的にして虐めだすと、僕は彼を助ける側に回った。それ以後、彼と僕は親友になったのだが、その代償として、虐めの対象が僕に変わった。だけど、僕はおとなしく虐められてはいなかった。それで毎日毎日、くる日もくる日も喧嘩ばかり。喧嘩といっても口喧嘩や小競り合い程度で、喧嘩というほどの事はないのだが、精神的には張りつめたものがあった。最初2~3人が相手だったのが、1か月もすると6~7人に増えていた。僕は気づいていなかったのだが、学校へ行きたくないと思いだしていた。その頃、もう一人ソフトにではあるが虐められているのがいた。それが由美だった。こちらは簡単だった。虐めているグループが芯のないグループで「いじめたら可哀想だろ」と言ったらそれだけで虐めはなくなった。ここに仲良し3人組ができたのである。由美のおかげで僕は不登校にならずにすんだ。由美を助けてから彼女は僕にやさしくなり、そういう関係がとても楽しかったのだ。ある時、僕は考えたのだ。なんで、学校行きたくないんだろうって。それで分かった。毎日やっている喧嘩が苦になっていたのだ。理由が分かってしまうと行きたくない気持ちは吹き飛んだ、というより吹き飛ばした。僕は自分が一番偉いと思っていたので、僕にそんな影響を与えているグループがいることに我慢がならなかったのだ。こちらの気力が充実したのか、僕が特別な人間だったからか、理由はわからないのだが、それ以後喧嘩は治まっていった。このころの毎日の喧嘩が、掛け替えのない仲良し3人組を作ったのだから運命みたいなものかもしれない。